ffdshow Beta 6での変更履歴

バグ修正

  • 重要なセキュリティ修正:バッファオーバーフローの脆弱性を修正しました
  • ffdshowのリモートAPIを修正
  • GDIのリソースリークを修正
  • 字幕修正:
    • 埋め込み字幕中でUTF-8以外のエンコーディングが利用されていた場合、最後の文字列が失われていた問題を修正
    • SRT字幕内でSSAタグを有効化する際に、(タグ無しの)デフォルト位の場所が間違っていた
    • ランダムなクラッシュの修正による字幕の安定化
  • Windows Media Player SDKを使用するアプリケーション内でのクラッシュを回避
  • Fraps v5での色間違いを修正
  • Grabフィルタで幅が16の倍数ではないPNG画像として保存する際に右側に黒のボーダーが発生していたのを修正
  • OSD/情報&CPU:"Movie FPS"で正しい値を表示するようになった
  • 言語ファイルの制限サイズが固定されていたために発生するクラッシュを修正

新機能や改善点

  • E-AC3(ドルビーデジタルプラス)デコードに対応
  • DTS-HDデコードに対応(core DTSのみ)
  • ドルビーTrueHDとMLPデコードに対応(設定によってTrueHDやAC3のパススルーも可能)
  • 新しいデインターレースフィルタを導入:yadif (Yet Another DeInterlacing Filter)
  • libavcodecのコードをFFmpegプロジェクトの最新コードにアップデート
  • 音量の正規化:
    • 1-passの正規化機能が追加。このモードはできるだけ不自然な結果にならないようにしながら音量を大きくするために使用されます
    • 正規化の改良により、クリッピングが発生する可能性が現象
  • S/PDIFにおいて、48kHz以外のサンプリングレートに対応:44.1kHzのAC3/DTSストリームのパススルーについても正しく再生できるようになった
  • AC3およびE-AC3ソースのダイナミックレンジ圧縮レベルを0から100%の間で設定できるように
  • プリセットに基づくAC3/DTSパススルー設定
  • libavcodecによるDVD再生をサポート
  • 互換性リストによるレポート機能を改善:ホワイトリスト/ブラックリストに入っていない実行ファイルから呼び出された場合のみレポートを表示するようになった
  • FFDShowRemoteAPIにおけるUnicodeサポート
  • 言語ファイルのサイズ制限が緩和され、すべての言語ファイルがUTF-16LE+BOM形式でエンコードされるようになった
  • OSD関連のアップデート:
    • バッファサイズの制限を256から2048文字へ増加
    • SRTファイルに類似したHTMLエンコーディングに対応
    • OSDとフォーマットを選択するためのコンボボックス(HTML/SSA)においてSSAに対応
  • タグをサポート付きのSRTファイル:SRTファイルでSSAタグをサポート。また、SSAファイルでHTMLタグをサポート
  • H.264ビデオを含むファイルに対して、MPEG2 TransportやProgram Stream demultiplexers(DVBSourceやElecardなど)における互換性を向上
  • DVBViewerでH.264デジタルテレビの再生をサポート
  • H.264ファイルのシークを改善
  • 「interlaced」フラグが設定されたフレームにのみデインターレスを行うオプションを追加
  • インターレースのオプションを強化し、フィールド順序(自動、上位フィールド、階フィールド)とともに方式(自動、weave、bob)を選択可能に
  • 色空間変換:"強制プログレッシブ"と"強制インタレース"オプションを追加
  • テレシネのフレームにプログレッシブフラグを付ける(libmpeg2)
  • H.264:フィールド順序を修正し、インターレース/プログレッシブフラグをデコードする

旧バージョンの更新履歴

cc-by-nc-sa このWikiページは、ffdshow wikiを日本語訳したものです。