コマンドラインからFLACを使う

 FLACにはコマンドラインツールである「flac.exe」も含まれており、コマンドプロンプトからこちらを実行することでWAVE形式のファイルをFLAC形式に変換する、もしくはFLAC形式のファイルをWAVE形式に変換できます。コマンドラインの書式は次のとおりです。

WAVE形式のファイルをFLAC形式に変換する

> flac.exe <変換したいファイル>

FLAC形式のファイルをWAVE形式に変換する

> flac.exe -d <変換したいファイル>

 そのほかの代表的なオプションは次の通りです。

FLACのコマンドラインオプション

オプション意味
-hヘルプを表示
-t指定したFLACファイルが壊れていないかテストする
-o出力するファイル名を指定
-8圧縮率を最大にする(エンコード時間が増加する)
-0圧縮率を最小にする(エンコード時間が短くなる)
-T <タグ名>=<値>タグに指定した値をセットする。複数回指定可能