Hinemosは、複数のコンピュータを単一のコンピュータのイメージで運用管理することを実現するオープンソースソフトウェアです。 ユーザが運用目的ごとにコンピュータをグループ登録し、グループに対して状態監視、ジョブ管理、性能管理、一括制御を行う機能を備えて...
リリースバージョン:4.1.1
リリース予定日:2014/1/31
1.下位互換性
1.1.バージョン4.1.0からの内部データベースの移行
- 4.1.0の内部データベースバックアップを4.1.1の内部データベースに適用することができます。
1.2.内部データベース変更点
- 4.1.0より変更点はありません。
1.3.互換性
- 4.1.1のマネージャ・クライアントには
4.1.0のマネージャ・クライアントとの互換性があります。
- 4.1.1のマネージャ・エージェントには
4.1.0のマネージャ・エージェントとの互換性があります。
2.新機能・機能改善
- 内部コミット処理の性能改善
- 監視設定[一覧]ビューにファシリティID情報を追加する
- Hinemosクライアントの表示言語を指定可能とする
- Hinemosマネージャのサマリ情報取得スクリプト(hinemos_manager_summary.sh)でPostgreSQLの現在のトランザクションIDを表示する
3.不具合改修
以下の不具合、不具合の可能性を修正しました。
- GCログの出力設定を有効化すると、Hinemosエージェントの起動に失敗する
- INTERNALイベントでコマンド通知有効時に通知が出力されない、あるいはマネージャの起動に失敗する
- システムログ監視の「条件に一致したら処理しない」フィルタが機能しない
- ファイル転送ジョブが多重度を超えた場合に、通知設定が動作しない
- hinemos_manager_summary.shで「-t」オプションが動作しない
- エージェントへジョブ命令を再送する仕組みの性能改善
- エージェントを起動できない場合に、エラーログが出力されないことがある
- イベントの一括確認処理にて、出力日時の「開始」のみ、または「終了」のみを指定すると処理に失敗する
- スコープの編集を行うと、スコープに関連するキャッシュが不整合な状態となる
- 「監視情報の取得に失敗しました」というINTERNALイベントが発生する
- ジョブを再実行した際の挙動に関する不具合
- 実行したジョブを停止[スキップ]すると再実行時にスキップ状態で開始してしまう
- Hinemosエージェントのconnect.timeoutプロパティの変更が反映されない
- Windowsイベント監視でカレンダ非稼働/設定無効/設定削除期間のイベントログが通知されてしまう
- リポジトリ・カレンダを変更してもカスタム監視・Windowsイベント監視・ファイルチェックに反映されない
- リソース監視でデバイス名を使用し、差分を用いる計算式を使用すると値の取得に失敗することがある
- hinemos_reset_scheduler.shで「-w」オプションが動作しない
- メール送信成功時に、リトライ回数で指定した回数分、メール通知される
- ジョブの組み方によっては、待ち条件(時間)が動作しない
- ジョブ[スケジュール予定]ビューに実行される予定が表示されないことがある
- 1対多のJPAキャッシュが異常になる事がある
- 単一のノードに複数のWindowsイベント監視が設定されている場合に一部の監視が動作しなくなる
- misfireThresholdの設定値変更が正しく反映されない
- 英語環境における大容量ファイルシステム使用率の文字化け
- INTERNALイベントをsyslog送信する際にメッセージに重要度が格納されない
- イベント履歴に対してコメント登録ができない事がある
- Windowsイベント監視でカレンダ非稼働期間のイベントログが通知されてしまう
- 一部の設定のみ参照可能なユーザが設定変更をすると、Hinemosマネージャ内部のキャッシュが汚染される事がある
4.仕様変更
- Windows Server 2012 R2対応