修订版 | 21b46fe8cc2d8e12a9edbf1e27f833152e3fe3ef (tree) |
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时间 | 2013-05-22 19:36:12 |
作者 | Akihiro MOTOKI <amotoki@gmai...> |
Commiter | Akihiro MOTOKI |
iptables: minor translation update iptables/ip6tables.8
@@ -329,8 +329,8 @@ netfilter\-extensions\-HOWTO。内部構造について詳細に説明してい | ||
329 | 329 | .SH 作者 |
330 | 330 | Rusty Russell は、初期の段階で Michael Neuling に相談して iptables を書いた。 |
331 | 331 | .PP |
332 | -Marc Boucher は Rusty に iptables の一般的なパケット選択の考え方を勧めて、 ipnatctl を止めさせた。 | |
333 | -そして、mangle テーブル・所有者マッチング・ mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。 | |
332 | +Marc Boucher は Rusty に iptables の汎用的なパケット選択のフレームワークを使うように働きかけて、 ipnatctl | |
333 | +を使わないようにした。 そして、mangle テーブル、所有者マッチング、 mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。 | |
334 | 334 | .PP |
335 | 335 | James Morris は TOS ターゲットと tos マッチングを書いた。 |
336 | 336 | .PP |
@@ -68,7 +68,7 @@ match = \fB\-m\fP \fImatchname\fP [\fIper\-match\-options\fP] | ||
68 | 68 | .PP |
69 | 69 | target = \fB\-j\fP \fItargetname\fP [\fIper\-target\-options\fP] |
70 | 70 | .SH 説明 |
71 | -\fBiptables\fP は Linux カーネルの IPv4 パケットフィルタルールのテーブルを 設定・管理・検査するために使われる。 | |
71 | +\fBiptables\fP は Linux カーネルの IPv4 パケットフィルタルールのテーブルを 設定、管理、検査するために使われる。 | |
72 | 72 | 複数の異なるテーブルを定義できる。 各テーブルにはたくさんの組み込みチェインが含まれており、 さらにユーザー定義のチェインを加えることもできる。 |
73 | 73 | .PP |
74 | 74 | 各チェインは、パケット群にマッチするルールのリストである。 各ルールはマッチしたパケットに対して何をするかを指定する。 これは「ターゲット」と呼ばれ、 |
@@ -98,18 +98,18 @@ target = \fB\-j\fP \fItargetname\fP [\fIper\-target\-options\fP] | ||
98 | 98 | .TP .4i |
99 | 99 | \fBfilter\fP: |
100 | 100 | (\-t オプションが指定されていない場合は) これがデフォルトのテーブルとなる。このテーブルには \fBINPUT\fP |
101 | -(ローカルマシンのソケット宛のパケットに対するチェイン)・ \fBFORWARD\fP (マシンを経由して転送されるパケットに対するチェイン)・ | |
101 | +(ローカルマシンのソケット宛のパケットに対するチェイン)、 \fBFORWARD\fP (マシンを経由して転送されるパケットに対するチェイン)、 | |
102 | 102 | \fBOUTPUT\fP (ローカルマシンで生成されたパケットに対するチェイン) という組み込みチェインが含まれる。 |
103 | 103 | .TP |
104 | 104 | \fBnat\fP: |
105 | 105 | このテーブルは新しい接続を開くようなパケットに対して参照される。 これには \fBPREROUTING\fP |
106 | -(パケットが入ってきた場合、すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)・ \fBOUTPUT\fP | |
107 | -(ローカルで生成されたパケットをルーティングの前に変換するためのチェイン)・ \fBPOSTROUTING\fP | |
108 | -(パケットが出て行くときに変換するためのチェイン) という 3 つの組み込みチェインが含まれる。 | |
106 | +(パケットが入ってきた場合、すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)、 \fBOUTPUT\fP | |
107 | +(ローカルで生成されたパケットをルーティングの前に変換するためのチェイン)、 \fBPOSTROUTING\fP | |
108 | +(パケットが出て行くときに変換するためのチェイン) という 3 つの組み込みチェインが含まれる。 | |
109 | 109 | .TP |
110 | 110 | \fBmangle\fP: |
111 | 111 | このテーブルは特別なパケット変換に使われる。 カーネル 2.4.17 までは、 \fBPREROUTING\fP (パケットが入ってきた場合、 |
112 | -すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)・ \fBOUTPUT\fP (ローカルで生成されたパケットを ルーティングの前に変換するためのチェイン) という | |
112 | +すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)、 \fBOUTPUT\fP (ローカルで生成されたパケットを ルーティングの前に変換するためのチェイン) という | |
113 | 113 | 2 つの組み込みチェインが含まれていた。 カーネル 2.4.18 からは、これらの他に \fBINPUT\fP |
114 | 114 | (マシン自体に入ってくるパケットに対するチェイン)、 \fBFORWARD\fP (マシンを経由するパケットに対するチェイン)、 \fBPOSTROUTING\fP |
115 | 115 | (パケットが出て行くときに変換するためのチェイン) という 3 つの組み込みチェインもサポートされる。 |
@@ -335,8 +335,8 @@ netfilter\-extensions\-HOWTO。 内部構造について詳細に説明してい | ||
335 | 335 | .SH 作者 |
336 | 336 | Rusty Russell が最初に iptables を書いた。初期の段階での Michael Neuling との議論の上で書かれた。 |
337 | 337 | .PP |
338 | -Marc Boucher は Rusty に iptables の一般的なパケット選択の考え方を勧めて、 ipnatctl を止めさせた。 | |
339 | -そして、mangle テーブル・所有者マッチング・ mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。 | |
338 | +Marc Boucher は Rusty に iptables の汎用的なパケット選択のフレームワークを使うように働きかけて、 ipnatctl | |
339 | +を使わないようにした。そして、mangle テーブル、所有者マッチング、 mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。 | |
340 | 340 | .PP |
341 | 341 | James Morris は TOS ターゲットと tos マッチングを書いた。 |
342 | 342 | .PP |
@@ -589,7 +589,7 @@ msgstr "Rusty Russell は、初期の段階で Michael Neuling に相談して i | ||
589 | 589 | |
590 | 590 | #. type: Plain text |
591 | 591 | msgid "Marc Boucher made Rusty abandon ipnatctl by lobbying for a generic packet selection framework in iptables, then wrote the mangle table, the owner match, the mark stuff, and ran around doing cool stuff everywhere." |
592 | -msgstr "Marc Boucher は Rusty に iptables の一般的なパケット選択の考え方を勧めて、 ipnatctl を止めさせた。 そして、mangle テーブル・所有者マッチング・ mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。" | |
592 | +msgstr "Marc Boucher は Rusty に iptables の汎用的なパケット選択のフレームワークを使うように働きかけて、 ipnatctl を使わないようにした。 そして、mangle テーブル、所有者マッチング、 mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。" | |
593 | 593 | |
594 | 594 | #. type: Plain text |
595 | 595 | msgid "James Morris wrote the TOS target, and tos match." |
@@ -114,7 +114,7 @@ msgstr "説明" | ||
114 | 114 | |
115 | 115 | #. type: Plain text |
116 | 116 | msgid "B<Iptables> is used to set up, maintain, and inspect the tables of IPv4 packet filter rules in the Linux kernel. Several different tables may be defined. Each table contains a number of built-in chains and may also contain user-defined chains." |
117 | -msgstr "B<iptables> は Linux カーネルの IPv4 パケットフィルタルールのテーブルを 設定・管理・検査するために使われる。 複数の異なるテーブルを定義できる。 各テーブルにはたくさんの組み込みチェインが含まれており、 さらにユーザー定義のチェインを加えることもできる。" | |
117 | +msgstr "B<iptables> は Linux カーネルの IPv4 パケットフィルタルールのテーブルを 設定、管理、検査するために使われる。 複数の異なるテーブルを定義できる。 各テーブルにはたくさんの組み込みチェインが含まれており、 さらにユーザー定義のチェインを加えることもできる。" | |
118 | 118 | |
119 | 119 | #. type: Plain text |
120 | 120 | msgid "Each chain is a list of rules which can match a set of packets. Each rule specifies what to do with a packet that matches. This is called a `target', which may be a jump to a user-defined chain in the same table." |
@@ -162,7 +162,7 @@ msgstr "B<filter>:" | ||
162 | 162 | |
163 | 163 | #. type: Plain text |
164 | 164 | msgid "This is the default table (if no -t option is passed). It contains the built-in chains B<INPUT> (for packets destined to local sockets), B<FORWARD> (for packets being routed through the box), and B<OUTPUT> (for locally-generated packets)." |
165 | -msgstr "(-t オプションが指定されていない場合は) これがデフォルトのテーブルとなる。このテーブルには B<INPUT> (ローカルマシンのソケット宛のパケットに対するチェイン)・ B<FORWARD> (マシンを経由して転送されるパケットに対するチェイン)・ B<OUTPUT> (ローカルマシンで生成されたパケットに対するチェイン) という組み込みチェインが含まれる。" | |
165 | +msgstr "(-t オプションが指定されていない場合は) これがデフォルトのテーブルとなる。このテーブルには B<INPUT> (ローカルマシンのソケット宛のパケットに対するチェイン)、 B<FORWARD> (マシンを経由して転送されるパケットに対するチェイン)、 B<OUTPUT> (ローカルマシンで生成されたパケットに対するチェイン) という組み込みチェインが含まれる。" | |
166 | 166 | |
167 | 167 | #. type: TP |
168 | 168 | #, no-wrap |
@@ -171,7 +171,7 @@ msgstr "B<nat>:" | ||
171 | 171 | |
172 | 172 | #. type: Plain text |
173 | 173 | msgid "This table is consulted when a packet that creates a new connection is encountered. It consists of three built-ins: B<PREROUTING> (for altering packets as soon as they come in), B<OUTPUT> (for altering locally-generated packets before routing), and B<POSTROUTING> (for altering packets as they are about to go out)." |
174 | -msgstr "このテーブルは新しい接続を開くようなパケットに対して参照される。 これには B<PREROUTING> (パケットが入ってきた場合、すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)・ B<OUTPUT> (ローカルで生成されたパケットをルーティングの前に変換するためのチェイン)・ B<POSTROUTING> (パケットが出て行くときに変換するためのチェイン) という 3 つの組み込みチェインが含まれる。" | |
174 | +msgstr "このテーブルは新しい接続を開くようなパケットに対して参照される。 これには B<PREROUTING> (パケットが入ってきた場合、すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)、 B<OUTPUT> (ローカルで生成されたパケットをルーティングの前に変換するためのチェイン)、 B<POSTROUTING> (パケットが出て行くときに変換するためのチェイン) という 3 つの組み込みチェインが含まれる。" | |
175 | 175 | |
176 | 176 | #. type: TP |
177 | 177 | #, no-wrap |
@@ -180,7 +180,7 @@ msgstr "B<mangle>:" | ||
180 | 180 | |
181 | 181 | #. type: Plain text |
182 | 182 | msgid "This table is used for specialized packet alteration. Until kernel 2.4.17 it had two built-in chains: B<PREROUTING> (for altering incoming packets before routing) and B<OUTPUT> (for altering locally-generated packets before routing). Since kernel 2.4.18, three other built-in chains are also supported: B<INPUT> (for packets coming into the box itself), B<FORWARD> (for altering packets being routed through the box), and B<POSTROUTING> (for altering packets as they are about to go out)." |
183 | -msgstr "このテーブルは特別なパケット変換に使われる。 カーネル 2.4.17 までは、 B<PREROUTING> (パケットが入ってきた場合、 すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)・ B<OUTPUT> (ローカルで生成されたパケットを ルーティングの前に変換するためのチェイン) という 2 つの組み込みチェインが含まれていた。 カーネル 2.4.18 からは、これらの他に B<INPUT> (マシン自体に入ってくるパケットに対するチェイン)、 B<FORWARD> (マシンを経由するパケットに対するチェイン)、 B<POSTROUTING> (パケットが出て行くときに変換するためのチェイン) という 3 つの組み込みチェインもサポートされる。" | |
183 | +msgstr "このテーブルは特別なパケット変換に使われる。 カーネル 2.4.17 までは、 B<PREROUTING> (パケットが入ってきた場合、 すぐにそのパケットを変換するためのチェイン)、 B<OUTPUT> (ローカルで生成されたパケットを ルーティングの前に変換するためのチェイン) という 2 つの組み込みチェインが含まれていた。 カーネル 2.4.18 からは、これらの他に B<INPUT> (マシン自体に入ってくるパケットに対するチェイン)、 B<FORWARD> (マシンを経由するパケットに対するチェイン)、 B<POSTROUTING> (パケットが出て行くときに変換するためのチェイン) という 3 つの組み込みチェインもサポートされる。" | |
184 | 184 | |
185 | 185 | #. type: TP |
186 | 186 | #, no-wrap |
@@ -621,7 +621,7 @@ msgstr "Rusty Russell が最初に iptables を書いた。初期の段階での | ||
621 | 621 | |
622 | 622 | #. type: Plain text |
623 | 623 | msgid "Marc Boucher made Rusty abandon ipnatctl by lobbying for a generic packet selection framework in iptables, then wrote the mangle table, the owner match, the mark stuff, and ran around doing cool stuff everywhere." |
624 | -msgstr "Marc Boucher は Rusty に iptables の一般的なパケット選択の考え方を勧めて、 ipnatctl を止めさせた。 そして、mangle テーブル・所有者マッチング・ mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。" | |
624 | +msgstr "Marc Boucher は Rusty に iptables の汎用的なパケット選択のフレームワークを使うように働きかけて、 ipnatctl を使わないようにした。そして、mangle テーブル、所有者マッチング、 mark 機能を書き、いたるところで使われている素晴らしいコードを書いた。" | |
625 | 625 | |
626 | 626 | #. type: Plain text |
627 | 627 | msgid "James Morris wrote the TOS target, and tos match." |