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Keyboard Motion Builder (MID2Motion)

キーボードモーションビルダー

仕組み

パネル上で指定した Standard MIDI ファイルをつかう。 一番チャンネル番が少ないチャンネルを使う。 普通はch 1 (MAGIX の仕様)。

  • プレイヤーには、「(左/右)人指3先」という名のボーンが必要。「(左/右)人指3」の矢印が指す場所にある。通常は非表示なので、MMD で探しても見つからないが、大抵の人型モデルにはある。PMX ではオフセット指定で省略されることもあるが、 MMDMotion がオフセット先に作るので、ほとんどの人型は大丈夫。
  • キーボードには、 Midi2Vmd か voronoi 式自動鍵盤対応が必要で、これはボーン ntXXX (XXXは3桁の数字) や F3# などがあるかどうかで判断できる。
  • 指は人差し指から優先的に割り当てられ、小指まで使う。(親指は特別な構造なので、まだ使われない)
    • 自動生成する指の割り当ては本当に人差し指優先なので、単音メロディを入れると本当に人差し指だけしか使わなくなる。
    • 指の割り当て表(CSV) が書き出されるので、それを編集して指を割り当てなおすことができる。
  • 最初に打ち込まれる指だけは、Velocity に合わせて高さが変わる。
  • 最初に打ち込まれる指以外は IK で決定される。だからテンプレートは要らない。
  • 全てがIKをはじめとする計算で位置が合わせられるので、入力モーションのモデルは歩き回ったり飛んだりはねたりするパフォーマンスをしていたとしても大丈夫。

パネル

  • keys モデル: キーボードのPMD,PMXモデル (PMXEditor 出力の CSV でも可)。
  • keys モーション: VMD モーションファイル (CSVでも可)。上のモデルと同じものを指定する。プレイヤーとの位置関係を決定するのに必要なもの。
  • player モデル: プレイヤーの人物のPMD,PMXモデル (CSVでも可)
  • player モーション: VMD モーションファイル (CSVでも可)。上のモデルと同じものを指定する。キーボードとの位置関係を決定するのに必要なもの。


ここから下はキーボードに関するパラメーター。

  • オフセット: 鍵盤の押す位置。鍵盤根元のボーンntXXXとか F3# からのローカルな位置関係で指定する。右図のように、簡易座標模型の外部親に根元ボーンを合わせると、どの位置を狙うのか良く分かる。
  • x角度: キーの押し込み角度. 大抵の場合 -4 で変える必要は無いが、たまに反対向きに動くものがあるので、そのときには +4 とかする。
  • センター: 右手と左手の境を決める MIDI note number. (60=C3)
  • Midi2Vmd or voronoi式: 駆動方式の違い。鍵盤根元のボーン名が ntXXX なのはMidi2Vmd で、F3# とかはvoronoi
    wheel.gif
    ピッチベンドホイール
  • ホイール: ピッチベンドホイールのボーン。今のところ鼓カノンのモデル付属の「キーボード」でしか見たことが無いが、あると右図のように Pitch Bend メッセージを受け取るたびに左手で回しにいく。
  • Program change: Program change イベントの来たときに押すボタン。
  • pedal.gif
    ダンパーペダル
    ダンパーペダル: ピアノサンプラーやピアノシミュレーターには当たり前についてる Control Change 64 (hold 1) に対応して踏みに行くペダル。0-62が踏まない状態、63-65がハーフペダル状態、それより大が全踏み状態。通常右ペダル右足で踏む。踏み込みで狙うポイントは右つま先IK になってるので、これが足の外にあるモデルは、このIKをあらかじめOFFにして、踏み込みポイントに合わせる。IKのON/OFFはちゃんとモーションファイルに記録されているので、ピアノから離れるときにつま先IKを使いたいときは、そのときに元の位置に戻して、ONにすればいい。

入力モーションの作成例

  1. MMDに player モデルと keyboard モデルを読み込み次のように配置する。
    • template フォルダーに入っている keysPlayer.temp.vmd と keys.temp.vmd は「鼓カノン」と付属の「キーボード」用のサンプルで、右図のような体勢になっている。
    • keyboard に手が届く位置にplayer をたたせる。
    • player の手を keyboard の上にかざすように配置する(自動的に手がきれいに鍵盤に垂直になるので、大体で良い)
    • 配置する際、「ひじ」は y 軸回転以外は曲げてはいけない。 (そうしないとありえない方に関節が動く。)
  2. player モデルと keyboard モデルの変更されたボーンをそれぞれ選択し、モーションを保存する。(2つVMD ができる) 静止モーションである必要は無い。手がちゃんとかざしてあれば、どんなに動いていても大丈夫。center を極端に0,127とかすると片手しか使わなくなるから、使ってないほうの手で何かするモーションを作っておいてもいい。反対の手で違うキーボードを弾かせるひとは、別のキーボードの上に手を同様にかざせばいい。
  3. モデルと共にMID2Motion/keyboard パネルに読み込む。
  4. center と offset を設定する。
  5. do をクリックすると処理を開始する。
  6. 終わったら保存先(フォルダー)を聞かれるので指定する。
  7. 保存先はフォルダーを選択して OK すると、その下に keysPlayer.vmd と keyboard.vmd の2 つができる。
  8. MMD に2つのモデルを読み込んで、 keysPlayer.vmd, keyboard.vmd を読み込む。あとは再生して確認する。