Thunderbird 24 でこの問題が解決したかどうか、情報があればお知らせください。
最近リリースされた Thunderbird 25.1 でもこの現象は起きるようです。 Altを2回押す、つまりフォーカスをメニューバーに移動して元に戻すと回避できるようです。
関連して、25 ベータ版について以下のご報告をいただきました。
上記のコメントで「最近リリースされた Thunderbird 25.1 」は「最近リリースされた Thunderbird 24.1 」の誤りでした。
下記、1行だけのエディットの読み上げについて補足していただいたので引用します。
Thunderbird 24.5.0 と NVDA 2014.2jp-beta + Windows 7 64ビットで確認したところ、以下のような状況です。
セットアップ
手順:
なんとなく下記と現象が似ている気がします。
チケット #33812 日本語入力の候補ウィンドウを閉じたあとでキャレット移動の読み上げができない
そろそろ何とかしないと推奨メールソフトとして Thunderbird を挙げるのは厳しいかも知れません。
解決の目途は立っていないのですが、本家が推奨メールソフトとして Thunderbird をあげていることもあり、解決しないなら既知の不具合として告知をする必要もあるため、重要度・優先度を上げます。
確証は持てないのですが、もしかすると下記の方法で不具合を回避できるかも知れません:
確認した環境
準備
確認した操作
この「キャレットの初期状態」を「引用部の上」に設定する方法が、他の環境でも有効かどうか、ご教示いただければ幸いです。
どうやら回避策が有効そうなので下記のページに記載しました
4月にご指摘いただいていたのですが、チケット化していなかったようです。
(引用ここから)
Mozilla Thunderbirdのメール作成画面の本文エリアでの読み上げについて確認してみたところ、 新規メール作成 では特に問題ないのですが、 あるメール(どれでも)に返信する形でCtrl+Rで返信用メール作成画面を開き、 引用文の上に空行を挿入して、文字を入力していると、読まなくなることがあります。
(引用ここまで)
いま Thunderbird 17.0.8 と NVDA 2013.1.1jp でやはりこの現象を確認したので、改めて記録しておきます。
回避方法ですが、いったん Shift+Tab で「件名」に戻って、もう一度 Tab で文書編集のエディットボックスに戻り、さらに上下カーソル移動を繰り返していると、正しく認識されるようになります。
Focus Highlight で確認してわかったのですが、どうやら文書編集のエディットの中が、元のメール引用を表示している部分と、その上に新しくテキストを書き込もうとする部分で、内部的に別のオブジェクトとして処理されており、最初だけ Thunderbird の中でこのオブジェクトの切り替えがうまくいっていないようです。