GNOME (23.06.1) | 2023-06-22 08:42 |
LXQt (23.06.1) | 2023-06-22 08:41 |
Plasma (23.06.1) | 2023-06-22 08:41 |
Xfce (23.06.1) | 2023-06-22 08:41 |
Arch User Repository(略称AUR)はコミュニティが運営する非公式リポジトリである。バイナリパッケージではなくビルド方法が書かれたスクリプト(PKGBUILD)がまとめて置かれており、しばしば「ユーザーの知の結晶」と表現される。
makepkgを使ってソースからパッケージを作り、それをPacmanで導入できる。なお人気のあるパッケージは公式リポジトリの「extra」(2023年5月中旬のリポジトリ統廃合以前は「community」)に取り込まれる場合がある。
AURのパッケージはユーザー達が提供するため、Arch公式では検査が行なわれていない。
新日本放送がサポートするパッケージは以下の通りである。
パッケージの検索やダウンロードはArch公式によって提供されるウェブインターフェイスでできるようになっている。また「makepkg」でパッケージを生成して、Pacmanで環境への導入も可能である。
base-develcoreメタパッケージを導入してあるか確認しよう(Univalentでは標準で同梱済み)。
欲しいパッケージはAURのページから検索できる。
ビルドファイルは以下の方法で取得できる。
「git pull」でパッケージの更新ができるという利点がある。
git clone https://aur.archlinux.org/pkgname.git |
パッケージのページの右側にある「パッケージアクション」→「スナップショットのダウンロード」リンク、或いは以下のコマンドでtarballを取得する。
wget https://aur.archlinux.org/cgit/aur.git/snapshot/pkgname.tar.gz |
解凍をする必要があるので、(可能であればAURビルド用ディレクトリ内で)解凍しよう。
tar xvf pkgname.tar.gz |
AURヘルパーとは、AURの利用を自動化するソフトである。代表的なのはyaychaotic-aur、paruchaotic-aurだが、他にも様々なのがある。
例えばユーザーがそれぞれ使いたいパッケージとか、ライセンスの関係で再配布ができないパッケージとか、公式パッケージのベータ版とか…それからDKMS対応モジュールだったりGNOME Shellの拡張機能もあるよ。ただパッケージというと語弊があるかな…。正確には単なる「ビルドスクリプト」、つまりPacman用にバイナリを作成するレシピだ。
communityはバイナリパッケージが置いてあった。コミュニティの十分な関心が集まるとパッケージは「community」リポジトリに移され、自分でパッケージを作る必要がなくなるのだ!なお2023年5月中旬からextraに統合されたので、今後はそこに移される模様。
そんな時は「out-of-date」フラグを立てるといい。理由を書く欄には可能であれば最新版の公開アナウンスとか、それへのtarballへのリンクも含めてくれると助かるかも。
その間に自分の環境でPKGBUILDを編集してパッケージを更新するのもいいかな。ビルトプロセスの変更がないなら、「pkgver」と「source」、チェックサムの変更だけで十分だ。
最もありえるのが、ファイル検証用の公開鍵が君の個人キーリング内に無いという事だ。鍵をインポートするか、makepkgを行なう際に「--skippgpcheck」で一時的に無効にするかしてクレメンス。