Xfceは、軽量でモジュール化されたデスクトップ環境である。

Arch全般におけるXfceはこちらを参照せよ

概要

元々はXFormsを用いて開発が行なわれていたが(現在の正式名称である「Xfce」は元々「XForms Common Environment」の略称「XFce」が由来)、1999年3月公開のバージョン3.0にてツールキットをGTKに変更した。

豪華でありながら軽量という二つを両立させたデスクトップである。

UnivalentにおけるXfce

メモリ使用量はPlasmaやMATEと同程度であるため、10年くらい前のパソコンでも軽快な動作が見込まれる。LXQtに続き2022年6月頃から開発が開始。

特徴

  • LXQtほどではないが、比較的軽い。導入直後のメモリ使用量は800MByteを割る。

外観

xfce.png
23.03での標準環境

搭載ソフトウェア

ウェブブラウザーFirefox
メールクライアントClaws Mail
オフィス統合LibreOffice
メモ帳L3afpad
Vim
ドキュメントビューアーAtril
電卓Galculator
音楽再生Rhythmbox
映像再生VLC
パーティション管理GParted
ディスク焼き付けXfburn
書庫管理XArchiver

ショートカットキー

Super
Alt+F1
Ctrl+Escape
スタートメニューを開く
Super+Dデスクトップを表示
Super+Rファイル名を指定して実行
Super+L画面をロック
PrintScreen画面を撮影(Xfce4 Screenshooter)
Ctrl+Shift+Escapeタスクマネージャーを起動
Ctrl+Alt+TXfce Terminalを起動
Ctrl+Alt+Delete退席メニューを開く
Alt+F4タスクの終了