ここでは WSL1/2 環境を含む Ubuntu 20.04/22.04 での構築方法を記載します。他の Linux Distribution では若干異なる場合があります。

必要なパッケージのインストール

  1. sudo apt install build-essential libmecab-dev libkakasi2-dev libxml2-dev liblzma-dev mecab-ipadic libmecab2 libkakasi2

MkXTBWikiplexus のビルド

  1. cd
  2. wget https://github.com/yvt/xtbook/releases/download/v0.2.6/MkXTBWikiplexus-R3.tar.gz -O - | tar zxvf -
  3. sed -i -e 's/gets(buf)/scanf("%s",buf)!=EOF/' MkXTBWikiplexus/MkImageComplex/main.cpp
  4. sed -i -e 's/-liconv //' MkXTBWikiplexus/build.unix/Makefile
  5. cd MkXTBWikiplexus/build.unix
  6. make

任意: 不要なファイルのクリーンアップ

まず、必要なファイルは build.unix にできあがった -bin で終わる 5 つのファイルのみなので、それ以外のソースコード等は削除しても構いません。次に、最初にインストールしたパッケージのうち、ビルドの成果物の実行に必要なパッケージは mecab-ipadic, libmecab2, libkakasi2 のみなので、それ以外 (build-essential, libmecab-dev, libkakasi2-dev, libxml2-dev, liblzma-dev) はアンインストールしても構いません。

以上で環境構築は完了です。