Basic Image Processing ,Error Correction Code and Audio Codec Project which is extra)

Fork

JPEGでは画像を8x8の正方形の画素ブロックに分割して離散コサイン変換をかけてますが、そういうイメージで、画像を小さな正方形の領域に分割し、その正方形の小さな領域ごとに離散コサイン変換し、０づめして離散コサイン逆変換して拡大するというソフトです。しかし離散コサイン変換とその逆変換は、可逆なのですが、0づめして逆離散コサイン変換して拡大するということをすると、正方形をつなげたきょうかいがはっきりでてしまいます。そこで、正方形の周辺部を余計にとり、少し大きな正方形で離散コサイン変換して、逆変換したとき、周辺の部分は除くということをしてつなげるときょうかいが目立つことはなくなります。 このソフトウェアはＣ言語で記述してあります。コマンドラインからパラメータを渡すようにしてないので、プログラムのデフォルトでは３になっている変数名ＳＣＡＬＥにたてよこともに２倍したい場合は２に、５倍したいときは５に書き換えてください。２以上の整数をいれてください。デフォルトで２になっている変数MB_SIZには正方形の１ぺんの画素数単位での長さをいれてください。デフォルトでは２ｘ２の正方形です。２以上の整数を設定してください。たてよこの画像サイズはこの数の整数倍になっている必要があるので、アーファンビューなどの画像処理ソフトで、画像サイズを調整してこのソフトによませてください。デフォルトでは１になっているOVERLAP_NUM変数は、周辺を何画素とるかということです、２ｘ２の正方形に対して、この変数を１にすると４ｘ４の正方形に対して離散コサイン変換をし、２倍拡大なら、変換後８ｘ８になるのでまんなかの４ｘ４をつなげて画像をつくっていきます。２以上の数をいれてください。あまり大きくとらなくてもきょうかいがあらわれることはないので、１～４くらいでためしてみてください。 コンパイルして、実行ファイル　-i 入力２４ビットＢＭＰファイル名　-o 出力ＢＭＰファイル名の拡張子なしの名前をいれると、処理がはじまり、画像が生成されます。離散コサイン変換の高速アルゴリズムをもちいなくても、小さいデータ数の離散コサイン変換は、処理速度が速いので、それほど待たずに画像が生成されます。 画像全体に離散コサイン変換をかけると、画像に文字がかいてあったりするとリンギングによる縞模様が目立って、画質は最悪になりますが、本ソフトウェアではlanczos窓をかけたsinc関数によるフィルタでの拡大と同等程度の画質にはなります。研究用途にご利用ください。