YamaKen
yamak****@bp*****
2005年 1月 29日 (土) 02:27:24 JST
ヤマケンです。いつも積極的なご参加ありがとうございます。 At Fri, 28 Jan 2005 15:33:06 +0900 (JST), utuhi****@yahoo***** wrote: > 個人的には、MacUIMの > http://yatsu.info/archives/uim/macuim-dummymode.html > --- > uim-pref-qt > ... > エンジンリスト > エンジンリスト > [アイコン][あR] > --------------------- > 「アイコンクリックでエンジンリストをポップアップ」が実装されると > とてもうれしいです。 ユーザの好みに応じてこのような形態に*も*カスタマイズ可能にしたい と思っています。が、内部実装と開発スケジュールの都合で今すぐ実装 する事はできません。0.4.6リリース後になると思います。 http://lists.freedesktop.org/archives/uim/2005-January/000957.html Scheme側のaction frameworkによる設定を無視してツールバー側で独自 実装する事もできますが、それはコードの複雑化とlayer violationを 招くのでやめておきたいです。現在のswボタンとprefボタンはツールバー 側で実装されていますが、あくまでも過渡的な措置と思っています。 At Sat, 29 Jan 2005 00:50:43 +0900 (JST), utuhi****@yahoo***** wrote: > ローマ字入力, かな入力, AZIK入力 のアイコンを作成しました。 > > Anthyで日本語をかな入力するときに、ツールバーに > あ か > と並ぶと、どちらが何か分かりづらいと思っていました。 > > デザイナーさんがお作りになるまでのつなぎとして > 使っていただければ幸いです。 ありがとうございます。 せっかく作っていただいたのに心苦しいんですが、これも内部実装の都 合ですぐに利用する事はできません。 一応説明しておくと、ツールバーに表示されるボタンやメニュー項目は Scheme側のaction frameworkで自由に設定できるようになっているんで すが、現在はそれぞれの項目にどのアイコンを表示すべきかの情報がツー ルバーに渡せないという制限があります。 helper protocolの改訂とツールバー側でのそれへの追従を行えばアイ コン表示は実現できるんですが、MacUIMやmltermといった外部の実装に も影響が及んでしまうので0.4.6リリース後にしたいと考えています。 > 入力エンジンのアイコンは数が多すぎるので止めました。 > エンジンごとに anthy="a あ ア ア(半角) A", skk="s え エ エ(半角) S" のようにすると、 > アイコンの数が増えすぎて大変だと思います。 私も入力モードにIM名情報を多重化するのはやめた方がいいと思います。 意味が理解できないし、視認の後に情報のデコードというステップが入っ てしまい、瞬時に情報を視認するというアイコン本来の意義に反すると 思うので。 個人的には以下のようにIM名表示とその選択に特化したボタンを設ける のが好みですが、 http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/anthy-dev/2004-November/001352.html これももちろんaction frameworkを使ってカスタマイズ可能にすべきで、 uimとして特定のIM選択方式をユーザに押し付けるべきではないと思っ ています。将来的には特定のキーにIM選択操作をバインドしたり、候補 ウィンドウを使ってIMを選択したりといった柔軟なカスタマイズを可能 にしたいと考えています。内海さんご所望のmost recently usedなIMリ ストも含めて。 私はこれらを実現し、さらにIM選択機構そのものまで要不要に応じて取 捨選択できるようにするために、現在のブリッジ群にまたがったCレベ ルでの実装に代えてScheme内部で完結した実装に変更すべきだと思って います。さらに詳しく言うと、枠組内に固定化された機能群(IM選択機 構等)をenable/disable(bypass)するのではなく、個々の機能そのもの を単純な部品として実装し、Schemeレベルでのobject compositionによ り枠組そのものを自由に作れるようにしておきたいのです。 が、このへんは開発者内でも意見が割れているところなので議論には時 間がかかると思います。im-switcherが導入された時は私自身がuimをど のようにしたいのかをほとんど示さずにそのIM選択機構実装に対して批 判を行ったため、徳永さんをはじめとして多くの方にご迷惑をかけてし まいました。今度はuimを今後についての各人の思惑の相互理解に努め つつ、単なる好みではなく長期的な将来像にも言及して議論を進めたい と思います。 ------------------------------- ヤマケン yamak****@bp*****