Kenichi Ando
neo.k****@gmail*****
2012年 3月 8日 (木) 15:45:51 JST
遠藤さん こんにちは。安藤です。 わかりやすいまとめと個人見解ありがとうございました。 私からの使用ユーザー側の補足としましては、 1.不明点が多い(不利な)ライセンス下、ユーザー会主体で行なっている 翻訳などの作業に対して自分の貴重な時間が割けるか? 2.不明点が多い(不利な)ライセンス下でお客さんに対する成果物が作れるか? が最大の懸念点だと思い、追投稿させていただきました。 安藤建一 追伸:天野さん!超お久しぶりですね。お元気でしょうか。 2012年3月8日13:51 Toshinori Endo <endo****@ist*****>: > 遠藤です。 > > ライセンスの解釈についてごちゃごちゃ言って混乱に拍車をかけたので、私なりの理解をまとめておきます。 > > 1.FAQによると、EllisLabは公式にオープンソースとするためにOSL3.0を採用した。 > 2.GPLを選ばなかった理由は、気に入らない条項があるため。 > 3.気に入らない条項とは、CodeIgniterを「利用して」作ったアプリケーションもGPLにしなければならないというもの。EllisLabの立場としてはユーザが作ったアプリケーションについては、ユーザが自由にライセンス方法を選べるようにしたいのに、GPLはそれを許していないのが気に入らない。 > 4.問題になっているのは、OSL3.0にすることによってGPLのコードを利用することができないことがはっきりすることになったという点(GPLの要請を満たせないため)。ただし、GPLの制約はCodeIgniter1.*, > 2.*に対しても同じ条件で課されるはずなので、何かが変わったわけではない。 > 5.現在の混乱は、CodeIgniterがGPLだと思っていたのに、そうじゃなかったことに大して裏切られたという感情を持つ人がいること、GPLのコードを組み込んでしまったアプリケーションが既に開発されている(?)こと、など。 > > > よくわからないのは、GPLとのデュアルライセンスが認められるようなライセンス(MITライセンスなど)の場合でも本来はGPLを侵していることになるはずなのに、容認されている点と、OSL3.0がそういうライセンスとどう違うのかという点です。 > > もともとFSFは非常にアグレッシブで、かつては、自分たちの開発したツールを同じCDに焼き付けただけの場合でも、一緒に焼き付けられたソフトウェアをGPLにすべきという議論をしていたくらいなので、実態にそって少しずつ譲歩してきた結果、共存も可能になったのではないでしょうか。 > そのうち、OSL3.0もGPL互換になるんじゃないかと、個人的には考えてます。 > > 上記は「私の」理解です。 > 正確でない部分があれば、ご指摘ください。 > > > ----- > 遠藤 俊徳 > _______________________________________________ > Codeigniter-users mailing list > Codei****@lists***** > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/codeigniter-users