こんにちは。堀本です。 Groonga 11.0.3 をリリースしました! https://groonga.org/ja/docs/news.html#release-11-0-3 変更点一覧: https://groonga.org/ja/blog/2021/05/29/groonga-11.0.3.html ## 主な変更内容 * [query] クエリー毎に TokenFilterStem を無効にできるようになりました。 * [query] クエリー毎に TokenFilterStopWord を無効にできるようになりました。 * [NormalizerNFKC] 新しいオプション remove_new_line を追加しました。 * [string_slice()] 新しい関数 string_slice() を追加しました。 * string_slice() は、文字列の部分文字列を抽出します。 * [Ubuntu] Ubuntu 16.04 LTS (Xenial Xerus)のサポートをやめました。 * Visual Studio 用の EditorConfig を追加しました。 * 多くの設定は、Visual Studio 専用です。 * [httpd] バンドルしているnginxのバージョンを1.20.1に更新しました。 * CVE-2021-23017のセキュリティの修正が含まれています。 ### 修正 * オプションをサポートしているトークナイザーやノーマライザー、トークンフィルターが使われている際、 多くの検索クエリーを送信するとGroongaが応答を返さなくなることがある問題を修正しました。 ### 既知の問題 * 現在Groongaには、ベクターカラムに対してデータを大量に追加、削除、更新した際にデータが破損することがある問題があります。 * [ブラウザーベースの管理ツール] 現在Groongaには、レコード一覧の管理モードのチェックボックスにチェックを入れても、 非管理モードに入力された検索クエリーが送信されるという問題があります。