Hiro Yoshioka
hyosh****@mirac*****
2006年 4月 16日 (日) 12:47:21 JST
小川さま、そしてこのメーリングリストに参加している皆さん、 よしおかと申します。 今回のプロジェクトのプロジェクトマネージャーを しております。 ご指摘の点に関しまして、われわれのポジションを示します。 メーリングリストやOSC2006やYAPC::Asiaでの発表でも 明記、明言しているように今回のプロジェクトはIPAの オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業の支援を うけております。 われわれは、そのプロジェクトをバザールモデル的におこないたい という強い意志のもと仕様の議論において全ての情報を公開し、 議論そのものをオープンのプロセスにしております。 社内でおこなっている議論、情報に関しましても、可能な かぎりWikiで公開しております。 http://legacy-encoding.sourceforge.jp/wiki/ われわれはISO-2022-JP-MSが必要でかつ有用であると信じておりますが いくつかの応用においては、ご指摘のとおり他の方式が有用である場合も あると思います。 バザールモデルという開発手法をとる限りコードを書く人に対して XXXをするなと命令する事はできません。しかしコードを書く人 にYYYの方がよりよいと説得することはできるかもしれません。 多くの方からのコメントをいただき議論をしているのは、この プロジェクトをよりよいものにしたいからです。 単にIPAとの契約を遂行するだけためであれば、わざわざ このような面倒なプロセスをふまづ10月時点で書いた仕様を そのまま実装すればいいだけです。 そうではなく情報を公開しバザールモデル的なプロセスをとって いるのは、よりよいものにしたいというわれわれの意志とご理解 ください。 よ -- Hiro Yoshioka CTO/Miracle Linux Corporation From: OGAWA Motoyuki <motoy****@bc4*****> Subject: [LE-talk-ja 79] このMLでの議論自体について Date: Sat, 15 Apr 2006 22:12:32 +0900 Message-ID: <20060****@bc4*****> > 小川創生と申します。 > いままで ROM していましたが、あえて以下投稿します。 > > 森山さん (ミラクル・リナックス) は、このメーリングリストでの議論にかかわ > らず、IPA (独立行政法人情報処理推進機構) との委託契約上、ISO-2022-JP-MS > と名の付くものを開発しなければならない、というような事情があるのではない > ですか? > > 2005年度下期オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業の公募要領 > http://www.ipa.go.jp/software/open/2005/koubo2.html#youryo > を読むと、開発するソフトウェアの機能を「応募時」に申告し、契約期間の終了 > 時には機能ごとに検収され、もし検収が不合格なら、契約金額の全部または一部 > が支払われなくなるようですね。 > > このメーリングリスト設立の趣旨として、「日本語文字コードの問題を話し合う > メーリングリスト」と記されていますが、このメーリングリストは、IPA との委 > 託契約に基づいて開発するソフトウェアの機能を議論する場ではないということ > になりますよね? (機能の細部はともかく) > > そして、ISO-2022-JP-MS を誰が必要としているかについて言えば、国の運営費 > 交付金で運営されている独立行政法人の IPA は ISO-2022-JP-MS を必要として > いるということになってしまう可能性があります。 > > もしもそうした事情があるなら、それを明示しないとフェアでないと思いますし、 > その状態で議論を続けても時間と労力の無駄ではないかと思います。(と案じた > のが投稿の動機です) > > -- > 名前: 小川 創生 (おがわ もとゆき) > E-mail: motoy****@bc4***** > Web: http://www.motoyuki.net/ > > _______________________________________________ > Legacy-Encoding-talk-ja mailing list > Legac****@lists***** > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/legacy-encoding-talk-ja