[Linux-ha-jp] tomcatのリソース定義ファイル記述方法に関しまして

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Takehiro Matsushima takeh****@gmail*****
2015年 2月 26日 (木) 15:43:21 JST


北林さん

横からすみません、松島です。

前の北林さんのメールで
> # rm -f /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0(サービス用)
> #  service network restart
とありましたが、rmでインタフェイスの定義ファイルを削除していますね。
こうすると、networkサービスは停止すべきNICにeth0を含めません。
eth0が停止しない=eth0にVIPは付いたままになりますので、secondからのVIPcheckは失敗します。

corosyncのプロセスはおそらく停止してしまっているかと思われますが、(corosyncがクラッシュしたために) IPaddr2 RAの
stopアクションが実行されていないのでやはりVIPは残ったままになります。

北林さんの意図されたのはeth0を停止したうえで、停止したままにすることだと思いますので、この場合はifcfg-eth0の
ONBOOT=yes
を
ONBOOT=no
にして service network restart します。


対して、この場合
> # rm -f /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1(死活監視用)
> #  service network restart
eth0が停止した段階で、eth0に割り付けられたIPアドレスはすべて解放されます。
これによりVIPcheckは成功し、フェイルオーバが可能になります。

corosyncのクラッシュの問題は、この場合は死活監視のeth1が停止しないので発生しません。


ちなみに、北林さんの設定ではeth0のLANケーブルを抜いてもフェイルオーバしないのが正しい挙動です。
IPaddr2はそのインターフェイスからIPアドレスが削除されない限りフェイルしません。
LANケーブルを抜いてもIPアドレスはそのまま維持されます。


以上、ご確認ください。

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Takehiro Matsushima



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