[Linux-ha-jp] Pacemakerのリソース構成について

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renay****@ybb***** renay****@ybb*****
2015年 6月 18日 (木) 16:10:19 JST


はまさん

こんにちは、山内です。

結論からいうと可能です。

それぞれのノードでA,Bを動かしておいて、それぞれの故障でノード間を移動するということであれば、
Pacemakernのlocationという制約で初期のA,Bの配置先を最初の配置先に設定し、次の配置先をお互いのノードにすることで出来ます。
#配置先は、スコア(100、200)など大きい値が優先します。

雰囲気的には、以下となります。


### Resource Location ###
location rsc_location-A resourceA \
rule 200: #uname eq node1 \
rule 100: #uname eq node2
 
location rsc_location-B resourceB \
rule 200: #uname eq node2 \
rule 100: #uname eq node1 
 

それぞれの配置先がnode1,node2と逆転している設定です。


#それぞれに同じリソースを初期配置する場合は、Cloneリソースとして設定する必要があります。

以上です。



----- Original Message -----
> From: 濱光一 <k_hama****@denki*****>
> To: "linux****@lists*****" <linux****@lists*****>
> Cc: 
> Date: 2015/6/18, Thu 15:47
> Subject: [Linux-ha-jp] Pacemakerのリソース構成について
> 
> お世話になっております。
> はまと申します。
> 
> Pacemakerのリソース構成について質問させてください。
> 
> 2台のノードがどちらもActiveとなるような構成にすることは可能でしょうか?
> 
> リソースAとリソースBを2台のノードでPacemakerで管理しようと思っています。
> この場合通常ですと、ActiveノードでリソースA、リソースBを二つとも動かし、どちらかのリソースが死んだら
> Standbyノードに切り替えるという構成が一般的だと思います。
> 
> ただ、今回は処理負荷軽減も必要になる為、リソースAとリソースBをそれぞれ別ノードに配置して
> 負荷分散も同時に行いたいと思っております。
> 構成としては以下を想定しています。
> 
> ・ノード1
>  ・リソースA(Active)
>  ・リソースB(Standby)
> ・ノード2
>  ・リソースA(Standby)
>  ・リソースB(Active)
> 
> 上記のような構成にすることは可能でしょうか?
> 
> 【環境】
> ・CentOS Linux release 7.1.1503
> ・kernel-3.10.0-229.4.2.el7.x86_64
> ・pacemaker.x86_64 1.1.12-1.el7
> ・corosync.x86_64 2.3.4-1.el7
> 
> 以上です。
> 
> _______________________________________________
> Linux-ha-japan mailing list
> Linux****@lists*****
> http://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan
> 




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