R4000 2.2
tati****@kc5*****
2011年 8月 24日 (水) 23:35:33 JST
こんばんは、立花@鎌ヶ谷市です。 In <20110****@maple*****>, at Date: Wed, 24 Aug 2011 22:07:32 +0900 (JST), on Subject: [JM:00347] Re: [POST:DP] man manlint.1 , 長南洋一 <cyoic****@maple*****> writes: | > .\"O .SH NAME | > .\"O manlint \- program to report errors in man or mdoc pages | > .SH 名前 | > manlint \- man ページや mdoc ページのエラーを報告するプログラム | | > .SH 説明 | > .\"O manlint | > .\"O is a program that identifies lint (errors) in man or mdoc page formatting, | > .\"O similar to a spelling checker for ordinary text. | | > .B manlint | > は、通常のテキストのスペルチェッカのように、 | > man ページや mdoc ページのフォーマットの lint (エラー) を明らかにする。 | | mdoc ページという言い方はあるのですか。原文も NAME セクションは | man or mdoc pages ですが、NAME セクションは簡潔に書かなければ | ならないので、あえて無理な言い方をしているのではないかと思います。 mdoc ページというのは聞いたことがないですねぇ。 | 日本語の「説明」セクションの方だけでも、もうちょっと丁寧に訳した方が | よいのではないでしょうか。たとえば、in man or mdoc page formatting は | 「マクロパッケージの man や mdoc によるページ・フォーマッティングに」 | ということでしょうから、 (略) | manlint は、マクロパッケージ man や mdoc を使用したページ整形中の | lint (エラー) を見つけ出すプログラムである。言わば、通常の | テキストに対するスペルチェッカーのようなものだ。 この試訳をいただこうと思います。 | > .\"O Manlint has a list of permitted macros and escape sequences, | > .\"O and reports the use of any macro or escape sequence not in the | > .\"O permitted list. | | > manlint は許可されるマクロとエスケープシーケンスの一覧を持ち、 | > 許可されるリストにないマクロやエスケープシーケンスが | > 使われているかを報告する。 | | 「使われているかを報告する」という言い方にひっかかります。any を | 「〜か」で表現しようとしたのでしょうけれど。 | | manlint は許可されているマクロとエスケープシーケンスの一覧を持ち、 | 許可リストにないマクロやエスケープシーケンスが使用されていれば、 | それを報告する。 これもこのままいただこうと思います。 | > .\"O manlint also checks for conformance to various rules. | | > manlint はいろいろなルールが適合するかどうかもチェックする。 | | 結局同じことでしょうが、 | | manlint は (整形ページが) 様々なルールに従っているかもチェックする。 この方がわかりやすいですね。 | でも、次の部分はちょっと問題。 | | > .\"O If a man page passes manlint, it should be widely portable, even | > .\"O to tools such as | > .\"O .BR man2html (1) | > .\"O which don't implement all of troff. | > man ページが manlint を通れば、 | > troff の全てを実装しているわけではない | > .BR man2html (1) | > のようなツールに対しても、広く移植可能である。 | | ここは頭から訳さないと、意味が通らないと思います。 (略) | ある man ページが manlint のチェックを通るようなら、そのページは | 移植性が高いと考えられる。troff の全てを実装しているわけではない | man2html のようなツールでも使うことができるはずだ。 少し考えましたが、上記の試訳が一番ぴったりくる気がします。 | こういうときも「移植性」と言うのでしょうか。「可搬性」の方がふさわしい | ような気もします。でも、まあ、Linux の man ページを FreeBSD などに | 持っていくというようなことを考えているのなら、「移植性」でもよいのかも。 ある man ページを、man(1) 以外のプログラムに持っていくことを 指しているようなので、移植というより可搬ですね。 -- tati****@kc5***** 立花 晃@鎌ヶ谷市