R4000 2.2
tati****@kc5*****
2011年 9月 13日 (火) 17:49:18 JST
こんにちは、立花@鎌ヶ谷市です。 In <m2hb4kfrb0.wl%amoto****@gmail*****>, at Date: Sat, 10 Sep 2011 22:41:23 +0900, on Subject: [JM:00386] Re: [POST:RO] LDP_man-pages ioctl.2 , Akihiro MOTOKI <amoto****@gmail*****> writes: | > .\" | > .TH IOCTL 2 2000-09-21 "Linux" "Linux Programmer's Manual" | > .\"O .SH NAME | > .\"O ioctl \- control device | > .SH 名前 | > ioctl \- デバイス (device) を制御する | | 以前から残っていましたが、 | 括弧内の device はいらないように思います。 そう言われてみると、要らないかな。 | > .\"O .SH DESCRIPTION | > .SH 説明 | > .\"O The | > .\"O .BR ioctl () | > .\"O function manipulates the underlying device parameters of special files. | > .\"O In particular, many operating characteristics of character special files | > .\"O (e.g., terminals) may be controlled with | > .\"O .BR ioctl () | > .\"O requests. | > .\"O The argument | > .\"O .I d | > .\"O must be an open file descriptor. | > .BR ioctl () | > 関数はスペシャル・ファイルを構成するデバイスのパラメータを | > 操作する。特に、キャラクタ型のスペシャル・ファイル (例えば端末 (terminal)) | > の多くの操作可能な特性を | > .BR ioctl () | > リクエストによって制御することができる。引き数 | > .I d | > はオープンされたファイル・ディスクリプタでなければならない。 | | operating characteristics は「操作可能な特性」ではなく、 | character device (terminal) の「動作時の特性」ではないでしょうか。 | operating の主語を補うとすると character device のように思います。 | | 分かりやすく言うと、「端末がどのような動作をするか」ということだと思います。 | いかがでしょうか。 「動作時」というと、動作中に即時に変更するイメージを持ってしまいますが、 ioctl() でいじるものには即時変更以外に動作に先立って設定するものも あったかと思います。 そうすると、ひっくるめて「操作可能な特性」という表現も悪くないかなぁ、と 思っています。 | > .\"O The second argument is a device-dependent request code. | > .\"O The third argument is an untyped pointer to memory. | > .\"O It's traditionally | > .\"O .BI "char *" argp | > .\"O (from the days before | > .\"O .B "void *" | > .\"O was valid C), and will be so named for this discussion. | > 2 番目の引き数は、デバイス依存のリクエスト・コードである。 | > 3 番目の引き数は、メモリへの型を指定しないポインタである。 | > この引き数は伝統的に (C で | > .B "void *" | > という書き方が有効になる前から) | > .BI "char *" argp | > と表記されている。したがって、この文章でもそう名付けることとする。 | | named と書かれていますが、「名付ける」よりも | 「この文章でのそのように表記する」などの方がしっくり来るように思います。 | 具体的には、慣習に従って char * という表現をするということですね。 | | > .\"O .SH "RETURN VALUE" | > .SH 返り値 | > .\"O Usually, on success zero is returned. | > .\"O A few | > .\"O .BR ioctl () | > .\"O requests use the return value as an output parameter | > .\"O and return a nonnegative value on success. | > たいていの場合、成功するとゼロが返される。 | > ただし、 | > .BR ioctl () | > リクエストの中にはパラメータの出力に返り値を使用しているものが若干あり、 | > その場合は、成功したときに非負の値が返される。 | | 細かなことですが、「成功したときには」と「は」を補いたいと思いました。 この辺りは、長南さんにフォローしていただきましたが、直さずにいようと 思います。 | > .\"O .SH NOTES | > .SH 注意 | > .\"O In order to use this call, one needs an open file descriptor. | > .\"O Often the | > .\"O .BR open (2) | > .\"O call has unwanted side effects, that can be avoided under Linux | > .\"O by giving it the | > .\"O .B O_NONBLOCK | > .\"O flag. | > このシステムコールを使うには、オープンされたファイル・ディスクリプタが | > 必要である。しばしば | > .BR open (2) | > コールは望んでいない副作用を伴うことがあるが、Linux では | | 「しばしば」を open コールの後ろにおいた方が読みやすいのですが、 | いかがでしょうか。 | | open(2) コールはしばしば望んでいない副作用を伴うことがあるが、 元木さんの方が読みやすいですね。 たしか、monthly リリースが 15日だったと思うので、それを過ぎたら またドラフトで出そうかと思います。 -- tati****@kc5***** 立花 晃@鎌ヶ谷市