[JM:00392] Re: [POST:RO] LDP_man-pages ioctl.2

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R4000 2.2 tati****@kc5*****
2011年 9月 13日 (火) 17:49:18 JST


こんにちは、立花@鎌ヶ谷市です。

In <m2hb4kfrb0.wl%amoto****@gmail*****>,
 at Date: Sat, 10 Sep 2011 22:41:23 +0900,
  on Subject: [JM:00386] Re: [POST:RO] LDP_man-pages ioctl.2 ,
   Akihiro MOTOKI <amoto****@gmail*****> writes:

| > .\"
| > .TH IOCTL 2 2000-09-21 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
| > .\"O .SH NAME
| > .\"O ioctl \- control device
| > .SH 名前
| > ioctl \- デバイス (device) を制御する
| 
| 以前から残っていましたが、
| 括弧内の device はいらないように思います。

そう言われてみると、要らないかな。

| > .\"O .SH DESCRIPTION
| > .SH 説明
| > .\"O The
| > .\"O .BR ioctl ()
| > .\"O function manipulates the underlying device parameters of special files.
| > .\"O In particular, many operating characteristics of character special files
| > .\"O (e.g., terminals) may be controlled with
| > .\"O .BR ioctl ()
| > .\"O requests.
| > .\"O The argument
| > .\"O .I d
| > .\"O must be an open file descriptor.
| > .BR ioctl ()
| > 関数はスペシャル・ファイルを構成するデバイスのパラメータを
| > 操作する。特に、キャラクタ型のスペシャル・ファイル (例えば端末 (terminal))
| > の多くの操作可能な特性を
| > .BR ioctl ()
| > リクエストによって制御することができる。引き数
| > .I d
| > はオープンされたファイル・ディスクリプタでなければならない。
| 
| operating characteristics は「操作可能な特性」ではなく、
| character device (terminal) の「動作時の特性」ではないでしょうか。
| operating の主語を補うとすると character device のように思います。
| 
| 分かりやすく言うと、「端末がどのような動作をするか」ということだと思います。
| いかがでしょうか。

「動作時」というと、動作中に即時に変更するイメージを持ってしまいますが、
ioctl() でいじるものには即時変更以外に動作に先立って設定するものも
あったかと思います。
そうすると、ひっくるめて「操作可能な特性」という表現も悪くないかなぁ、と
思っています。

| > .\"O The second argument is a device-dependent request code.
| > .\"O The third argument is an untyped pointer to memory.
| > .\"O It's traditionally
| > .\"O .BI "char *" argp
| > .\"O (from the days before
| > .\"O .B "void *"
| > .\"O was valid C), and will be so named for this discussion.
| > 2 番目の引き数は、デバイス依存のリクエスト・コードである。
| > 3 番目の引き数は、メモリへの型を指定しないポインタである。
| > この引き数は伝統的に (C で
| > .B "void *"
| > という書き方が有効になる前から)
| > .BI "char *" argp
| > と表記されている。したがって、この文章でもそう名付けることとする。
| 
| named と書かれていますが、「名付ける」よりも
| 「この文章でのそのように表記する」などの方がしっくり来るように思います。
| 具体的には、慣習に従って char * という表現をするということですね。
| 
| > .\"O .SH "RETURN VALUE"
| > .SH 返り値
| > .\"O Usually, on success zero is returned.
| > .\"O A few
| > .\"O .BR ioctl ()
| > .\"O requests use the return value as an output parameter
| > .\"O and return a nonnegative value on success.
| > たいていの場合、成功するとゼロが返される。
| > ただし、
| > .BR ioctl ()
| > リクエストの中にはパラメータの出力に返り値を使用しているものが若干あり、
| > その場合は、成功したときに非負の値が返される。
| 
| 細かなことですが、「成功したときには」と「は」を補いたいと思いました。

この辺りは、長南さんにフォローしていただきましたが、直さずにいようと
思います。

| > .\"O .SH NOTES
| > .SH 注意
| > .\"O In order to use this call, one needs an open file descriptor.
| > .\"O Often the
| > .\"O .BR open (2)
| > .\"O call has unwanted side effects, that can be avoided under Linux
| > .\"O by giving it the
| > .\"O .B O_NONBLOCK
| > .\"O flag.
| > このシステムコールを使うには、オープンされたファイル・ディスクリプタが
| > 必要である。しばしば
| > .BR open (2)
| > コールは望んでいない副作用を伴うことがあるが、Linux では
| 
| 「しばしば」を open コールの後ろにおいた方が読みやすいのですが、
| いかがでしょうか。
| 
|    open(2) コールはしばしば望んでいない副作用を伴うことがあるが、

元木さんの方が読みやすいですね。

たしか、monthly リリースが 15日だったと思うので、それを過ぎたら
またドラフトで出そうかと思います。

--
tati****@kc5*****				立花 晃@鎌ヶ谷市




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