On Mon, Mar 01, 2021 at 12:29:03PM +0900, 長南洋一 wrote: > さらに、もう一つ。これは感想の類ですが。 > po4a を使うにしても、man page を一つ一つ po ファイルにするのではなく、 > man page をいくつも一緒にした大きな po ファイルを作るようになさっていて、 > そのために手順が複雑になっています。でも、そうした理由には、ファイルが > 多すぎるからばかりではなく (2000 個ぐらいあるのでしょう)、マニュアルの > バージョンを統一しておきたいということもあったのではありませんか。 > > もしそうなら、roff による変更を受け入れることは、ライブラリのマニュアルの > バージョンがバラバラになることを受け入れることになります。util-linux みたいな > ものなら、一応独立したコマンドですから、それでも問題ないと思いますけれど、 > man2 や man3 の場合は、どうなんでしょうか。 Samba の翻訳の場合はこうやってます。 Samba のバージョンが上がった場合、1つ前のバージョンの xml ファイルと新しい ものの xml ファイルの diff を取ります。 その差分リストを元に、既存の翻訳ファイルを更新していきます。 コマンドに対する xml ファイルには、オリジナルのドキュメントに付加して、 翻訳者とこの翻訳がどのバージョンに対応するかが記載してあります。 オリジナルのファイルが更新された場合、ここを手動で直します。 全部のファイルを修正し終わったら、対応バージョン番号を一気に変更します。 たとえば、 このファイルは Samba 4.0.0 - 4.12.2 に対応と書いてあれば、 4.0.0 - 4.13.0 に対応、と書き直すわけです。 この方法は、Samba のマニュアルがそれほど多くない(でも、サブファイルに 分かれているので、個数は数百以上はありますが)ことと、一括したリリースで あること、一通り訳出が終わっているから出来るからだと思います。 Linux のマニュアルの場合は、数が多くて、訳出も終わっていませんので、 個別に訳していく形でもしかたが無いのではないかと思います。 ribbon