[JM:02925] util-linux の AsciiDoc 処理対応 (一時的)

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matsuand michi****@gmail*****
2021年 9月 7日 (火) 22:34:47 JST


matsuand です。

util-linux 2.37.2 においては、
man ページファイルの 1 次ソースが AsciiDoc 形式に
なったため、ゆくゆくは、この処理方式に乗ることが
必要になるかと思います。

大枠の処理手順を作りましたので、
git リポジトリにコミットしました。
https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/commits/62bf98a76

今時点でも処理可能です。
現状は man ファイルを 1 次ソースとする翻訳形式で
あり、 AsciiDoc 形式にするためには、移行が必要です。
移行は、ある程度、msgmerge を使って可能です。
ただし、手作業はたくさん発生します。

このあたりは、util-linux の翻訳作業そのものと
いうよりも、環境構築的な、あるいは msgmerge、
ひいては gettext の最大限活用方法、といった話に
なるので、どうするのが、早道かは知恵を要します。

git コミットに含めた、ascdoc.mk なる Makefile の
冒頭に、コメント書きにより、このファイルの利用の
仕方を説明しています。
その冒頭部分を、以下に記載します。

# 利用手順:
#  1) 処理対象とする util-linux ソースをあらかじめ
#     準備して、 そのディレクトリトップを SRCDIR に
#     設定。
#  2) make -f ascdoc.mk 実行。
#      --> po4a/ascdoc/util-linux-man.pot,
#          po4a/ascdoc/ja.po が生成される。
#      --> 最終成果である man ページファイルは
#          po4a/ascdoc/ja/ja 以下に生成される。
#  3) make -f ascdoc.mk msgmerge 実行。
#      --> 上記 ja.po に対して、
#          従来の man ファイルを 1 次ソースとする
#          po4a ja.po ファイルの内容がマージされる。
#  4) 以降は、po4a/ascdoc/ja.po を編集
#  5) 適宜 make -f ascdoc.mk を実行して、
#     po4a/ascdoc/ja/ja 以下の man ファイル確認。
#
# ex.) SRCDIR = ~/src/util-linux-2.37.2
SRCDIR =


とりあえず、私はその作業にはまだ着手しませんが、
興味のある方、先に進めることを良しとする方は、
どうぞ手を出してみてください。


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