長南です。 > 選択肢はこれだけではありませんから、長南さんがこうすべきと > お考えになる具体的形式を、ribbon さんかあるいは matsuand > にお示しになることが必要になろうかと思います。 私の考えは、すでに書いたと思うのですが、もう一度まとめてみます。 「どこどこの部分は、誰々さんのどこどこの文章を使わせていただきました」 という出所の明示でもあり謝辞でもある記述は、man コマンドで読める ところに書くべきだということ。そして、その書く位置については、 それ用のセクションを作るのが適当だと思うこと。そう思ったからこそ、 私は前の翻訳では、独立したセクションを作って、そこに書いているいるわけです。 「訳者謝辞」という名前に大したこだわりはありません。 「この翻訳について」でも「訳者あとがき」でもよかったのです。 要するに礼を言うんだから、「訳者謝辞」でよいだろうぐらいで 選んだものです。 内容など、具体的なことについては、最新版の改訂者が決めることです。 たとえば、独立したセクションを作る方法なら、po4a 流に addendum を 使おうと、私のように patch を使おうと、あるいは、それ以外の方法を 使おうと、最新版の改訂者がご自由にすればよいと思います。 # ついでですので、私が patch を使った理由を書いておきます。 # po4a の addendum は、文章の追加は出来ますが、削除や変更は # できません。また、追加箇所ごとに addendum ファイルを作らなければ、 # ならなかったはずです。つまり、機能的に貧弱で不自由すぎるのです。 # 私の場合、manpage 中に変更する必要のある箇所があったので、 # patch の方を使いました。それに、独立した訳注をいくつか入れたい # とも思ったのですが、addendum だと、ファイルを独立した訳注の数だけ # 作らねばならなくなりますし。 すでに私たちは、自分の意見を述べました。あとは、他の方のご意見を (もしあれば) うかがうこと (飯嶋さんはすでにご意見を述べてくださって います)、そして、ribbon さんが最終的な判断を下すのを待つことでは ないでしょうか。 当然ながら、改訂者として名前を出す人に、最終的な判断を下す権限があります。 そのかわり、改訂部分に対する文責を引き受けることになるわけです。 それを言うなら、manpage 全体に対する文責もですが。 -- 長南洋一