[M+ OUTLINE FONTS 366] グリフ情報の保存 (Re: 切り出し領域サイズの指定方法)

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MURAOKA Taro koron****@tka*****
2005年 1月 24日 (月) 01:22:44 JST


KANOU Hiroki wrote:
> やるべきことは、ファイルシステム上に分散して置かれているデータ構造を XML
> ファイルのエレメント階層上に置き換えることではなくて、森下さんが頻繁に
> 変更するファイルを置く場所と、それ以外のファイルを置く場所を分けるという
> ような工夫ではないでしょうか。

私が実現したいのは、1つのEPSに対応する情報をなるべく1つのファイルに集約
することです。そのための形式として単なるテキストに勝手なルールを作ってズ
ラズラと書き連ねたりするよりは、XMLで適当に仕立ててあげればプログラムに
とっても、人にとってもわかりやすいよねぇ、という観点からXMLと言ったのです。

たとえば204B.epsというファイルに入っているフォントに対応した情報すべて
が、204B.xmlというファイルに入っていたり、同じディレクトリにある
fontinfo.xmlみたいなファイルに入っていれば、対応関係が明確であるだけでな
く、数値の意味も後で見てスグに理解可能です(もちろん理解可能なようにタグ
名を決める)という前提ですが)。そのほうが手動による修正も容易です。

ところが今のcodemapや、暫定的に作ろうとしているweightだけが並んだファイ
ルは、何がどこに対応するか、作った人間であっても久しぶりに見て思い出すの
に半日作業になってしまいます。ましてや別の方にメンテを任せることを考える
と、最初の入り口で拒絶反応を示されても文句が言えません。

>>ついては必要な要素を整理したいのですが、階層関係として以下の感じでどうで
>>しょう。
> 
> XML でフォントの何らかの情報を記述するのでしたら、 UFO (Unified Font
> Object) を使うことを提案します。標準化したスキーマが存在するのを
> 無視して車輪の再発明に勤しむのは避けてほしいと思います。
> 
> UFO については、http://www.letterror.com/code/robofab/ufo/ をご参照
> ください。UFO を使うのでしたら、フォント構築ツールとして FontForge から
> RoboFab に乗り換えるということも検討すべきでしょう。

このプロジェクトに必要なのは、mplus-outlineにとって不足のない方法、つま
りはIllustratorを用いたフォント作成のパスであって、標準化されたフォント
作成パスでは必ずしもありません。もしもUFOがその目的にFontForgeよりも適う
のであれば当然乗り換えるべきです。そうでないのならば、その提案は単に混乱
させるだけです。是非お聞きしたいのですが、実際のところUFOはこの目的にあ
うのですか?
-- 
MURAOKA Taro <koron****@tka*****>



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