coz****@under*****
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2005年 1月 29日 (土) 04:10:44 JST
森下です。 初期の段階から、未完成ながらもある程度実用的なフォントとして公開する事 が出来たのは、村岡さん発案による「ビットマップ形状の漢字アウトラインデータ」 を採用させていただいたからに他ありません。 M+ OUTLINE FONTS の独立性を維持する為には、全ての漢字が完成するまで 現状の仕組みを踏襲する必要があるとは思います。 その一方で「不完全」な漢字部分の存在が、M+ を日常的に使用する際の障害に なっているような気もします。 その後、IPA フォントの(変則的な)公開で、比較的高品質な日本語フォントが 入手出来るようになった事もあり、前回の TESTFLIGHT では一部のウエイトで 漢字部分のデータを省略したフォントも同梱するようにしました。 既存の日本語フォントから漢字部分を補完された M+ フォントは、日常的に使用する 完成度にやっと手が届いたと思っています。 そこで、今後も「ビットマップ形状の漢字アウトラインデータ」の仕組みを 維持するべきかどうか、ご意見をお聞かせください。 プログラム上のコスト、フォント出力時のコスト、他のフォントに寄生する事 の倫理的な問題、また、そもそも Windows や Mac OS X(で使用可?)などの 環境でも足りない文字を他のフォントから自動的に補完する仕組みがあるのか、 など教えていただければ幸いです。 - coji morishita