Aktado
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2011年 7月 11日 (月) 03:59:34 JST
はじめまして。 aktaodo と申します。 少しでもお役に立てばと思い,私の環境でも試してみました。 検証した環境は以下のとおりです: Ubuntu 10.10 fontforge 20090923 libfontforge 20090914 結果としては,いくつかエラーは出ましたがビルドできました。 > I'm sorry this file is too complex for me to understand (or is erroneous) > I'm sorry this file is too complex for me to understand (or is erroneous) > I'm sorry this file is too complex for me to understand (or is erroneous) > I'm sorry this file is too complex for me to understand (or is erroneous) > I'm sorry this file is too complex for me to understand (or is erroneous) これらのエラーは latin_proportional1 の uFB00, uFB02, uFB04, uFB05, uFB06 で 出ていました。 元の svg.d/latin_proportional1/FB00.svg を見てみると,landscape になっていま した。座標に負の値があるため,split-svg.pl でうまく切り出せていないようです。 Illustrator のバージョンアップで SVG の出力形式が変更されたのが影響している かもしれません。 このエラーでは,ビルドは停止しませんでしたが, split-svg.pl か SVG 出力形式 のいずれかの見直しは必要だと思います。 > fontforge(23395) malloc: *** error for object 0x10240adf0: pointer > being freed was not allocated > *** set a breakpoint in malloc_error_break to debug このエラーは build-ttf.pe の MergeFonts() あたりで発生しているようです。 再現性の違いは,fontforge のバージョン(だけ)ではなく,libc の実装に よるものかもしれません。glibc と MacOS X の libc では,malloc() 関連の エラー時に異なる挙動をする,ということではないでしょうか。 現在,私の周りには MacOS X の環境がないので確認できないのですが,エラーに 対する挙動を環境変数 MallocCorruptionAbort で制御できるようです。この環境 変数が設定されているようであれば, unset してみるとビルドできるかもしれま せん。 http://developer.apple.com/library/mac/#documentation/Darwin/Reference/ManPages/man3/free.3.html -- Aktado