本家のチケット1326で関連する問題が扱われています。
http://www.nvda-project.org/ticket/1326
これによると IE については 2011.1 系で何らかの修正が施されているようです。
御報告いただく際に、お使いになったNVDAのバージョンとウェブブラウザに関する情報をいただけると助かります。
また、日本語化と関係があるかどうかは、本家と日本語版のNVDAで動作を比較していただけると、ヒントになります。
引き続き調査しますので、よろしくお願いします。
ご教示ありがとうございます。
IEでは通常のテキストと同様の読み上げになっておりました。「K」キーによるジャンプでもフォーカスは合いません。
先の事象を確認したのは NVDA 2011.1.1j3 + Firefox 6 となります。
Firefox 7.0.1 と 2011.2j の組み合わせにて、上記の例の3番目の要素に、 K キーでフォーカスが当たらないことを確認しました。
Windows 7 + Firefox 7.0.1 + NVDA 2011.2j (音声エンジン: JTalk) にて確認しましたが、やはりこちらの環境ではリンクとして読み上げられ、「K」キーのフォーカス移動も有効でした。
テストファイルに依存している現象かどうかを確認したいので、こちらで確認に使ったファイル link.html を添付しました。
よろしければ saekitominaga さまのテストファイルもご提供ください。
当方で確認していた a.html を添付しました。HTML5だったり、リストがnav要素の中にあるほかは、nishimoto様の link.html と同様です。
念のため link.html でも確認しましたが、やはりこちらの環境ではリンクとして読み上げられます。何が違うのでしょうね。
もし最近のバージョンのブラウザおよびNVDAでこの問題が起きているようでしたら、再度ご報告ください。
アンカーのないa要素をリンク扱いするのは意図した動作でしょうか。
たとえば、HTML5のThe a elementに掲載されている以下のコードを読み上げると、3番目のリストも「リンクExamples」と読み上げられてしまいます。
このコードをFirefoxやIEなどで表示すると、href属性のないa要素は下線が引かれず、通常のテキストと同じ扱いとなるようです。Tabキーなどのキーボード操作でもフォーカスが合うことはありません。
スクリーンリーダーでも、視覚環境と同じくリンクでない通常のテキストとして扱うのが自然かと思います。