点字ディスプレイに不要な「無題メモ帳複数行 編集可能」が出力される
日本語の点字ディスプレイ出力を使ったとき、日本語版 2012.3.1jp で起きておらず、その後の jpdev121206 あるいは jpdev121208 から起きている(ずっと以前のNVDA開発版で出ていたがその後解消されていた)という現象について、下記のように報告していただきました。
(1)「編集可能」という「余計な表示」が出てくる
(2)改行したときに前の行の点字がまだ表示されている
日本語版 2012.3.1jp の挙動のままであれば読みやすいとのことです。 日本語版の開発において、意図的には変更をしていません。 もうすこし情報収集が必要です。
以下、いただいたご報告の詳細です。
メモ帳で、点字出力をフォーカスモードにした場合、例、日本語変換にして(IME2010)「にほん」と打つ。 そのまま変換しないでおくと、「無題メモ帳複数行 編集可能」と点字表示がかわります。 エンターで「ニッポン」と確定。 少し置くと、また「無題メモ帳複数行 編集可能」と点字表示が代わります。 エンターで改行しても、表示はそのままです。 これが繰り返されます。 回避の方法としてオルトキーを2回たたきますと「無題メモ帳複数行 編集可能」という表示は出なくなります。 ただ、改行したときに、前の行の表示が残っています。 点字表示を「レビュー」にかえても現象は同じです。 NVDA2012.3.1jp においては、「無題メモ帳複数行 編集可能」という表示は出ませんし、 改行したときに7、8のブリンクが出るだけです。 なお、WORD2003においても同様の現象が出ています。 WORDにおいては、1行ずつ読んでいるときにフォーカス表示では、次の行に移った時に点字表示が少し遅くなります。 レビュー表示では遅くはなりません。
「メッセージの表示終了待ち時間」につきましては、 初期設定は4でしたが、こちらは8を設定しています。 試しに15とか、20とか設定しますと逆にメモ帳では「無題メモ帳複数行編集可能」という点字表示が動かなくなって、 カーソルを上の行に移動しても、表示はそのままに成ります。 あとの設定は、 点字ディスプレイ(D) コンボボックス KGS(ポート手動選択) COM port: コンボボックス COM2 日本語点訳エンジンを有効にする チェックボックス チェック 変換テーブル(T) コンボボックス アメリカ英語8点コンピューター点字 カーソル位置の単語をコンピューター点字に展開(X) チェックボックス チェック カーソル点滅速度(ミリ秒) エディット500選択 メッセージの表示終了待ち時間(秒) エディット8選択 点字表示切替: コンボボックス フォーカス 段落単位で読む(P) チェックボックス チェックなし 可能な場合単語が切れないようにする(W) チェックボックス チェック なお、NVDA2012.3.1jp におきましては、「無題メモ帳複数行・・」という点字表示が 7、8のカーソル表示になっているような感じで 例えば変換を決定して、8秒経ちますと7、8の点字ブリングがでます。
日本語の点字ディスプレイ出力を使ったとき、日本語版 2012.3.1jp で起きておらず、その後の jpdev121206 あるいは jpdev121208 から起きている(ずっと以前のNVDA開発版で出ていたがその後解消されていた)という現象について、下記のように報告していただきました。
(1)「編集可能」という「余計な表示」が出てくる
(2)改行したときに前の行の点字がまだ表示されている
日本語版 2012.3.1jp の挙動のままであれば読みやすいとのことです。 日本語版の開発において、意図的には変更をしていません。 もうすこし情報収集が必要です。
以下、いただいたご報告の詳細です。