OpenOffice.orgのMarketing ProjectのLeadであるJohn McCreesh氏が、releases@openoffice.orgメーリングリストで、来年1月にリリースされる予定[1]のOpenOffice.orgの新バージョン3.2の新機能を紹介するページを作成中であることを発表しました[2]。 なお、以下のページは作成中ということもあり、完成時にはURLが変更されると思われるので注意が必要です。(移動したURLに変更:2010/02/12) http://www.openoffice.org/dev_docs/features/3.2/ メールで、John McCreesh氏は紹介されている内容に間違いがないか確認を呼びかけています。 作成中の内容からピックアップした主な新機能を上げてみます。 ●全般 ・ODF 1.2の拡張 ・Office 2007を含むパスワードで保護されたドキュメントの対応と強化 ・拡張テーブルを持つTrueTypeフォント、PostscriptベースのOpenTypeフォントに対応 ●Writer ・オートコレクト機能の強化 ・MediaWiki形式テキストへのエクスポート機能を拡張機能「SUN Wiki Publisher」へ移動 ●Calc ・セルの境界線は複数選択に対応 ・複数のピリオドを含む数値などオートフィルが対応するケースを強化 ●Draw/Impress ・共同作業のためのコメント機能を搭載 ・"Page Count"という挿入フィールドを追加 ●Math ・メニューの"View / Selection"(現在は[表示]-[選択])を"View / Formula Elements"([表示]-[数式要素])に変更 ●Base ・データベース間のクエリーのコピーが簡単に(同名のクエリーがある場合のみ注意される) ・フォームにWriterなどと同様のズームスライダーを追加 ●Chart(グラフ) ・バブル/レーダーグラフの塗りつぶしといった新しいグラフの追加 ・数値とパーセント数の同時表示などデータラベル機能の強化 ●国際化 ・om-ET、ug-CNなど新しい言語の追加 ・日本の姓名順の変更 [1]http://wiki.services.openoffice.org/wiki/OOoRelease32 [2]http://www.openoffice.org/servlets/ReadMsg?list=releases&msgNo=14917