社内マイクロブログ『しゃべる』

0.9.5からのバージョンアップについての手順を説明いたします。

WindowsのインストールディレクトリはC:/Program Files/shovel、Linuxは/usr/shovelであるとします。

1. データベースのスキーマを更新
※万が一に備え、スキーマを更新される前に(2), (3), (9)の操作を行い、バックアップすることをおすすめします。

Windowsの場合
C:/Program Files/shovel/mysql/binに同梱したpatch.sqlファイルをコピーします。
コマンドプロンプトを起動します。
MySQLの実行ディレクトリに移動します。
> C:
> cd C:/Program Files/shovel/mysql/bin
データベースのスキーマを更新します。
> mysql shovel [shovel|jtwitter] --user=root --password= < patch.sql

Linux（RPM）の場合
ターミナルを起動します。
MySQLの実行ディレクトリに同梱したpatch.sqlファイルをコピーします。
$ cp patch.sql /usr/shovel/mysql/bin/patch.sql
MySQLの実行ディレクトリに移動します。
$ cd /usr/shovel/mysql/bin
データベースのスキーマを更新します。
$ mysql shovel [shovel|jtwitter] --user=root --password= < patch.sql

※[shovel|jtwitter]の部分はデータベース名です。jtwitterからバージョンアップしていただいている方はjtwitterを選択してください。

2. MySQLを停止
Windowsの場合
コントロールパネル > 管理ツール > サービスからMySQL_for_shovelを選択。
MySQL_for_shovelのプロパティを開きます。
下部に表示される停止ボタンを押下、サービスを停止します。

Linux（RPM）の場合
コマンドラインからサービスを停止します。
$ /etc/init.d/shovel_mysqld stop

3. MySQLをバックアップ
Windowsの場合
インストールディレクトリ下のmysql/dataをディレクトリごとバックアップします。

Linux（RPM）の場合
/usr/shovel/mysql/dataをディレクトリごとバックアップします。

4. インストールディレクトリ下のapplication/shared/classes/database.properties, common.propertiesをバックアップ

5. common.propertiesに書かれているプロパティfiles.dirの値のディレクトリ（画像ファイルのアップロードディレクトリ）をバックアップ
　デフォルトではインストールディレクトリ下のapplication/uploadFilesになります。

6. しゃべる 0.9.5をアンインストール
Windowsの場合
コントロールパネル > プログラムの追加と削除からshovelを選択。
右部に表示される削除ボタンを押下し、アンインストールします。

※サービスがアンインストールできない際は、コマンドラインから次のように入力しサービスをクリーンアップします。
> sc delete shovel
> sc delete MySQL_for_shovel

Linux（RPM）の場合
アンインストールコマンドを入力します。
$ rpm -e shovel

7. しゃべる 0.9.6をインストール
https://sites.google.com/site/shovelx/documentation
を参考にお願いします。

8. MySQLを停止
(3)でバックアップしたデータを戻すため(2)と同じ要領でMySQLを停止します。
また、同時にアプリケーションサーバも停止するようにしてください。

9. バックアップしたMySQLを戻す
インストールディレクトリ下のmysql/dataに(3)でバックアップしたファイルをディレクトリごと上書きします。

10. バックアップしたcommon.propertiesとdatabase.properties、common.propertiesのfiles.dirに書かれているディレクトリを戻す。

11. MySQLを再起動
12. アプリケーションサーバを再起動

以上です。
よろしくお願いします。