[Tomoyo-dev 264] Re: TOMOYO Linux 1.4.2 / TOMOYO GUI 1.0.1 公開しました。

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Toshiharu Harada harad****@gmail*****
2007年 7月 15日 (日) 16:44:40 JST


平坂さん、

議論の本筋を外れてしまっているような気がしますが、
リプライしておきます。

07/07/15 に t. pira<piras****@gmail*****> さんは書きました:
> >という不満があることがわかりましたが、これは並行してWikiに
> >原稿を書いて掲載すれば良いのではないでしょうか?
>
> これは可能なのですか?ウェブに雑誌と同等で、場所によってはより詳細な
> 内容がのっているようなことは、どの出版社でも好ましく思う所はないと思いますが。

このあたりの扱いは出版社さん毎に変わります。
一般には(あるいは常識として)、誌面と同じ記事を誌面と同時、
あるいはそれより早くwebで掲載することは許容されませんし、
記事の原稿のpdfをそのまま掲載することは誌面掲載後時間を
おいたとしても許されません。ちなみに私のほうでは、これまで何度か
半田さんにSD連載の少し古い号の内容の別メディアでの掲載について
相談してみようかと提案していましたが、明確な返答がないので
アクションは起こしていません。

上で引用されている「並行してWikiに原稿を」の部分における原稿は、
誌面の原稿そのままという意味ではなく、同等の内容を
出版社さんに確認、許可を得て、という意味です。

> GUI の記事も ThinkIT にもうじきUPされますが、書ききれなかったことを
> 含めた同じような内容を Wiki にあげるのは、ThinkIT さんのページと重複するので
> 控えようとしています。

雑誌やThinkITさんのようなwebサイトに掲載することの意味は、
それだけ多くの人の目に触れるということが大きいと思います。
実際、ITproさんの依頼を受けて書いたTOMOYOの記事は掲載後数年を
経た今も未だに検索結果上位にあります。反面、一度掲載されたものは、
自分では更新はできませんし(ITproさんの記事については、掲載後一度
編集さんにお願いして内容をアップデートしていますが通常はなかなか
そのような対応は受けられないでしょう)、掲載する内容は
掲載元の指示により内容に制限(もっとも重要なものはページ数)を
受けます。表現、説明という観点からは好ましくないわけです。

従って、目的と内容に応じてこれらのメディアを使い分けていくことが
重要ですが、いずれにせよ無理に書かなければいけない理由は
本来ないはずです。

> > 半田さんにそのつもりがなかったとしても半田さんのメールからは、
> > 自分以外への不満やうらみのようなものが伝わってきます。
>
> 半田さんは問題提起をしたのだから、現状には不満があるのは明白です。
> でも、うらみまであるとは思えません。

「うらみ」という言葉が強かったとしたら、「イライラ」ではどうですか?
人は、やりたいことがかなわないとき、不満やイライラが生じます。
それを全て他の責任にしていたら、心は暗くなり被害者のような
気持ちになりますし、事態は改善しません。
外部の要因により思いがかなわないことは、確かにありますが、
今のTOMOYO Linuxについては、できることはたくさんあります。
できることは始めて欲しい、できることから始めてみましょうよ、という
メッセージを送ったつもりです。私は、半田さんのイライラを
解消してあげたいのです。

> これをMLに書いてもだれにも良い影響はないと思います。

2月のYLUGで半田さんは、「OSSなのに公開に決裁がいる」、
「OSSなのにレポジトリを公開(共有)できない」と問題提起?を
しましたが、それを何故わざわざYLUGのあの場で発言するのか
不思議でした。毎日顔を合わせているのですから、声をかけて
もらえば一緒に考えられるのですが・・・。

返事をmlに書かなければ良いと思うかもしれませんが、
それでは考えていることが元のメールを読んでいる人に
伝わりませんし、プロジェクトに対する問題提起だと受け止めれば
それに対してはmlに返すべきだと思いリプライしました。

SDさんの連載や今後のレビューについては、mlではなく
直接話し合って見直していきたいと思います。

-- 
Toshiharu Harada
harad****@gmail*****




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