[Tomoyo-dev 55] Re: カーネルのコンパイルにチャレンジされたい方はいらっしゃいますか?

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masafumi tanaka namco****@gmail*****
2007年 3月 23日 (金) 01:10:47 JST


田中です。
熊猫さま、いつもお疲れさまです。

恥ずかしながらカーネルのコンパイルをしたことがないので、
調べてやってみます
環境はUbuntu,Thinkpadx22でチャレンジしてみたいと思います。
(熊猫さんとしてはTOMOYO Linuxのパッチを当てたコンパイル済みカーネルの
インストールではなく、各自使用しているLinux環境でカーネルをコンパイルする
事ができるのかな?という主旨でよかったでしょうか?)
チャレンジ成功まで少々(?)お時間頂くことになるかもしれませんが
やってみます。
挫折したら、相談させていただきます。その節はよろしくお願いいたします。
(英語に弱いので地道に調べていきたいと思います。)

07/03/22 に from-****@i-lov***** <
from-****@i-lov*****> さんは書きました:
>
> 熊猫です。
>
> テスターとして多数のご参加をいただきましてありがとうございます。
> テストといってもコンパイルできるかどうかのテストや動作テストなどいろいろあると思うので、
> どのようなテストならできるかを確認する必要があるのですが、
> とりあえずカーネルのコンパイルテスト方法について説明したいと思います。
>
> rpm コマンドでパッケージをインストールするディストリビューションでは、
> rpmbuild というコマンドを利用してカーネルをコンパイルします。
> まず、ソースパッケージをダウンロードしてインストールします。
> 現時点の最新版は以下のURLから入手できます。
>
> Fedora Core 5:
> http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/updates/5/SRPMS/
> kernel-2.6.20-1.2300.fc5.src.rpm
> Fedora Core 6:
> http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/updates/6/SRPMS/
> kernel-2.6.20-1.2925.fc6.src.rpm
> OpenSuSE 10.1: http://ftp.riken.go.jp/Linux/suse/suse/update/10.1/rpm/src/
> kernel-source-2.6.16.27-0.9.src.rpm
> OpenSuSE 10.2: http://ftp.riken.go.jp/Linux/suse/suse/update/10.2/rpm/src/
> kernel-source-2.6.18.8-0.1.src.rpm
> CentOS 4.4:    http://ftp.riken.jp/Linux/centos/4.4/updates/SRPMS/
> kernel-2.6.9-42.0.10.EL.src.rpm
> CentOS 5:      http://beta.centos.org/centos/5/os/SRPMS/
> kernel-2.6.18-1.2747.el5.src.rpm
> Asianux 2.0:
> http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/4.0/updates/SRPMS/
> kernel-2.6.9-42.10AX.src.rpm
>
> これを rpm コマンドを用いてインストールします。
> Fedora Core 6 の場合は以下のようにします。
>
> rpm -ivh kernel-2.6.20-1.2925.fc6.src.rpm
>
> 次に、 rpmbuild コマンドを用いてコンパイルします。
> 例えば、 i586 プロセッサ向けのカーネルを作成したい場合は、
>
> rpmbuild -bb --target i586 /usr/src/redhat/SPECS/kernel-2.6.spec
>
> のように実行します。あとは、ひたすら待つだけです。
> もし i686 プロセッサ向けのカーネルを作成したい場合には
>
> rpmbuild -bb --target i686 /usr/src/redhat/SPECS/kernel-2.6.spec
>
> のように実行してください。
>
> rpmbuild コマンドに渡している拡張子が .spec のファイルは
> シェルスクリプトのような内容を含んでおり、 SPEC ファイルと呼ばれます。
>
> i586 以前のプロセッサ向けのカーネルパッケージを
> 作成できないような設定にしている SPEC ファイルもあります。
> そのような場合は i586 ではなく i686 を指定してください。
>
> コンパイルには時間がかかります。(数十分〜数時間)
> また、大量のディスク領域を必要とします。(数百MB〜数GB)
>
> SPEC ファイルの場所は通常は /usr/src/redhat/SPECS/ ですが、
> そうではないディストリビューションもあります。
> 例えば Asianux 2.0 (Miracle Linux 4.0)の場合は /usr/src/asianux/SPECS/ になります。
> また、 TurboLinux 10 Server の場合は /var/src/rpm/SPECS/ になります。
> OpenSuSE の場合は /usr/src/packages/SPECS/ ではなく /usr/src/packages/SOURCES/ にある
> kernel-default.spec を指定します。
>
> 上記手順で作成されるカーネルは TOMOYO カーネルではありません。
> TOMOYO カーネルにするには SPEC ファイルを編集する必要があります。
> その方法については次回以降に説明します。
> 今回は、カーネルのコンパイルを体験するだけです。
> うまくいかない事やご不明な点がありましたら遠慮せずに返信ください。
> _______________________________________________
> tomoyo-dev mailing list
> tomoy****@lists*****
> http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/tomoyo-dev
>
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