Toshiharu Harada
harad****@nttda*****
2007年 11月 25日 (日) 19:27:37 JST
原田です。 TOMOYOのパッケージについて、apt lineを教えていただいたので Ubuntu 7.10日本語版ローカライズドDesktop CDのイメージを 使って試してみました。gutsyのexperimental http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja/gutsy-experimental/ に入っています。apt lineは下記です。 deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja gutsy-experimental/ deb-src http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja gutsy-experimental/ 必要なパッケージとしては、 linux-image-2.6.22-14-ccs (2.6.22-14.46tomoyo2) tomoyo-ccstools (1.5.1-20071019-2ubuntu3) の2つで、互いに依存関係はありません。2つをapt-get installします。 linux-image-2.6.22-14-ccsのほうは、grubのdefaultを変更しないので、 Ubuntuの起動が始まったらESCでカーネルメニューを表示させ、 選択することになります。TOMOYOカーネルをデフォルトにしたい場合は、 menu.lstを編集ください。 tomoyo-ccstools導入後の状態は、/usr/lib/ccsの下にプログラムが インストールされ(ここにPATHをはっておきます)、 /etc/ccsディレクトリの下に ・exception_policy.conf ・manager.conf ・profile.conf が作成されますが、domain_policy.confは作成されていませんでした。 そのままだとシステムは無効モードで起動します。 LiveCDと同じように学習させたければ、 /etc/ccs/domain_policy.confとして、 <kernel> use_profile 1 という内容を持つファイルを定義します。 profile.confの内容は、0から3まで4つが定義されており、0が無効モード、 1が学習モード、2が確認モード、3が強制モードで、 1から3までMACはMAC_FOR_FILEのみです。プロファイル2と3は TOMOYO_VERBOSEが有効(1)になっています。 まだ、色々修正等はいっているようですが(そもそも experimentalですが)、利用されてお気づきの点があれば お知らせ下さい。 -- 原田季栄 (Toshiharu Harada) harad****@nttda*****