[tomoyo-users 356] 「ターボサポート for Secure Web Server」の販売が開始されました

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Toshiharu Harada harad****@nttda*****
2008年 2月 20日 (水) 12:24:41 JST


http://www.turbolinux.co.jp/cgi-bin/newsrelease/index.cgi?date2=20080120111820&mode=syosai

ここでポイントとしては、「Webサーバー向けTOMOYO Linuxポリシー・
テンプレートを提供」です。このテンプレートは、Turbolinuxさんと
TOMOYO Linux開発チームの共同作業によるものです。

「個人利用なのでサポートは不要」とか、「まずは評価してみたい」と
いう方を含め、テンプレート自体は無償で参照できますので、
どんどん利用いただければと思います。

話は変わりますが、2/24ベルギーのブリュッセルで開催される
FOSDEM'08でTOMOYO Linuxについて話をすることになりました。
FOSDEMはFree and Open Source Software Developers' European
Meeting(長い・・・)の略で、ヨーロッパ最大?のOSS関連会議です。

http://www.fosdem.org/2008/schedule/devroom/embedded

Embedded Developer roomというトラックで、"TOMOYO Linux for
Secure Embedded"という題で登録されており、明日出国します。
一点問題と思うのは資料がまだできていないことです(笑)。
発表までには何とかしたいと思っています・・・。

TOMOYO Linuxプロジェクトは昨年怒濤の世界デビューをしましたが、
今年もEmbedded Linux Conference, Ottawa Linux Symposiumに
エントリーをしました。昨年は一種流れのようなところがありましたが、
今年はちゃんとねらっています。しかし、それにしても「昨年は
よく両会議とも採用されたものだ」と思います。OLSでは、
John(ため口?)に「pathnameベース同士仲良くやろうぜ」とばかり
ジョイントのセッションを提案しましたが、都合が合わず実現できそうに
ありません。Paper, Tutorial, BoFの3種についてエントリーしており、
どれかひとつでも採用されたら良いと思っています
(採用されると準備が大変なんですが)。

OSC2008については、再びUbuntu Jaチームさんとジョイントで
出展します。是非お立ち寄りください。

「TOMOYO Linuxのドキュメントについて、どこに何があるのか
わからない(ごるぁ)」と声を聞くことが増えましたが、
FOSDEMでぐつぐつ煮詰まっている最中、技術評論社様から
「TOMOYO Linuxの歩き方」で単発記事を6ページ書いてみませんか?と
お話をいただき、いつものようについ引き受けてしまいました。
忙しいのにもかかわらず入れ込んでしまい、前後編16ページ以上に
なりそうです(笑)。きわめて短い時間にトランス状態で書いたので、
自分でも何を書いたかよく覚えていません。なんとなくやや書きすぎて
しまった気がしていて発売が怖いのですが、多分読者の方にとっては
楽しい記事になっていると思います。3月18日発売のはずです。

直接TOMOYO Linuxとは関係ありませんが、JNSAのやすださんに
だまされて(笑)、セキュリティの意見交換会に参加したところ
「LinuxセキュアOSの一般向けの誰にでもわかる記事」を書くことになって
しまいました(こんなのばっかりだぞ)、既に販売されています。
8ページの記事ですが前半4ページはPDFで閲覧できるという太っ腹です。

http://ascii-business.com/book/psr/

「執筆者の方コメントを」というので、ちょっとふざけて
書いたのですが、他の方々がまじめに書いているので
浮き始めているあたりが見所です。

肝心のメインライン化についてですが、こちらは一言でいうと
停滞しています。リポスト攻撃はそろそろ通用しないので、
違う戦略が必要だと思っています。難敵ですが、あきらめず
今後も攻め続けていきます。

-- 
原田季栄 (Toshiharu Harada)
harad****@nttda*****




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