[ttssh2-dev 703] Re: DEC特殊フォントについて

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matsuo zmats****@gmail*****
2023年 9月 6日 (水) 00:59:18 JST


松尾です。

次の点修正しました。r10889です。
 > - 0x5f は NO-BREAK SPACE を表示できるようにする(Tera Term 4 は変更せず)
 > - ドキュメントのDEC特殊文字の範囲を「0x5fから」に直す
 > - unisym2decsp.map に U+23BA - U+23BD が入っていない
     →いれた

次の点後日対応します。
 > - Unicodeへの置換などドキュメントをもう少し詳しく書く

前のメール間違っていました。
 > 間違っていました。
 > 0x5Fが入っているかどうかが違っているところですね。
 >
 > VT100のマニュアル
 >   0x5F ... 0x7F
 >
 > Tera Termのドキュメント
 >   0x60 ... 0x7F

修正前は、次のようになっていました。
  VT100のマニュアル
    0x5F ... 0x7E
  Tera Termのドキュメント
    0x60 ... 0x7F

修正後はVT100に合わせました。
前のメールのマニュアルのURLも誤っていました。正しいのはURLです。
https://vt100.net/docs/vt100-ug/chapter3.html

 > # 
DEC特殊文字→Unicodeのマップについて、unicode.orgで見つけられませんでした
 > # 資料からコードポイントを拾った気がするのですが…
思い出しました。
https://en.wikipedia.org/wiki/DEC_Special_Graphics
の説明内の文字コードを拾って作りました。
vtterm.c のコメントに書いておきました。


修正では U+23BA - U+23BD も含めて、Ambiguousな文字幅の文字を
unisym2decsp.map に追加しました。

Myrica などのフォントでも
「UnicodeをDEC特殊文字へマッピングする」とすると、
TSPECIAL.TTF のフォントが表示されるので
マップされる文字の文字幅は設定に関係なくいつも1cellになり、
U+23BA - U+23BDも表示されてよさそうです。

"CR"0x6e(U+253C Carriage return)などは
1cellでフォントファイルに大抵フォントが入っているようなので
unisym2decsp.map には追加しませんでした。

unisym2decsp.map の修正は Tera Term 4 でも
有効ではないかなと思う部分と、
ユーザーが指定したフォントファイルに入っているフォントが
表示されないのはどうかなと思う部分があります。

ベストはユーザー指定フォントだけで(TSPECIAL1.TTFなしで)、
場合によって(DEC Special Graphicsとして表示 or Unicodeとして表示)
自動的に表示セル幅を変えられるのがよいのでしょうか。
将来の宿題にします。



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