現在のプロジェクトの状況を簡単に説明します。
ソースツリーにはKirishimaとBlacktankの二つのターゲット向けのツリーが登録されています。そのうち、残的的ながらKirishima版がリリースされています。
今後プロジェクトを続けるに当たって、行うべき事を優先順位の高い順に列挙します。
現状のUzumeにはコールド・ブート時にフリーズするバグがあります。この問題は、プログラムをLPC-Linkからダウンロードしたときには起きません。デバッガを停止し、リセットすると発生します。
深刻な問題であるため、最優先でつぶさなければなりません。
このでバッグを行うためにKirishimaボーをを用意する必要はありません。UART0を引き出したLPCxpresso 1769があれば十分です。UART0の引き出しに関しては、当サイトでリリースされているKirishimaの回路図を参照してください。
APIリファレンス・マニュアルはほぼ完了しています。あとはパフォーマンス・モニタ機能を考案し、実装するためのAPIを定義する必要があります。将来的にはSPI APIやMIDI API、スイッチ・コールバックなども必要ですが、当面はパフォーマンス・モニタで十分です。
Kirishima版のドキュメントは中途半端なままです。これを書き上げなければなりません。
TOPPERS/ASPのカーネルは本来独立したライブラリ化を考えていません。しかしながら、若干の変更でできるのではないかと言う目処は付いています。この方針に基づいて実験を行い、ライブラリ化が可能であればその方法をドキュメント化します。
カーネルのライブラリ化が終われば、これまで別々にビルドしていたカーネル、CMSIS、I2Cサブシステム、Uzumeフレームワークを単一ライブラリとして統合することができます。これによって、見た目の複雑さを大幅に低減することができます。