変愚蛮怒

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Linux 版でも同様の現象が起こっています。

とりあえず ESC キーの編集メニューが文字化けする件は、autopick-editor-table.h 内の UTF-8 文字列がそのまま X11 ドライバ側に送られてしまうのが原因だと思います。 Linux 版ではコンパイル時に gcc-wrap スクリプトによりソースコードを EUC-JP に変換していますが、ヘッダファイルに対してはこの変換が行われないため UTF-8 がそのまま残ってしまいます。 対症療法ですが、autopick-editor-table.h の内容を autopick-menu-data-table.c にベタ書きすれば編集メニューの文字化けは直ることを確認しました。

自動拾いが機能しないのも同様の理由で、autopick-keys-table.h 内の UTF-8 文字列が EUC に変換されていません(この手の問題は他にもあるかも)。 これも該当する #include をベタ書きに置き換えると自動拾いが機能することを確認しました。ただこちらは複数箇所からインクルードされているので単純な置換では問題がありそうですね。

gcc-wrap をやめて gcc のコンパイルオプションに -finput-charset=utf-8 -fexec-charset=euc-jp を指定するのが正攻法という気はしますが、これは影響範囲が大きいのと、z-term.c がそのままではコンパイルできなくなる問題があるようです。 (一応 z-term.c を適当に修正してビルドしたら自動拾いが機能するところまでは確認しました)

了解です。今回も手を付ける余裕はなかったのでAlpha3に回します。