xoops用モジュールを開発するプロジェクトです。
++ はじめに
パスとクエリーストリングスの解析を行うことでコンテンツの内容に対して
一意の ID を与える「ID マッピング」を用いたトラックバック受信モジュー
ルです。
「どこでもアマゾンマッピング」などと同様のシリーズになります。
wiki モジュールなど、コンテンツを示すためのクエリーストリングが文字
列、というケースを除けば何らかの形で ID をマッピングすることができま
す。
++ 対応モジュールについて
対応モジュールは mapping.xml に ID マッピングのための解析情報を追加
することで増やすことができます。
「どこでもアマゾンマッピング」と異なり、定義がなければパスに対して
マッピングする機能は持っていません。
解析定義がなければ、トラックバック受信対象外とします。
現時点で定義があるモジュールは以下です。
「アマゾンマッピング」から定義を port しているため、適さないモジュー
ルに対しても一応定義がある状態です。
* ユーザーインフォ(userinfo)
* news
* newbb
* mydownloads
* mylinks
* xfsection
* XOOPS YYBBS 0.5x シリーズ
* xixiBlog
* bxTips
* bxSeries
* tinycontents
* tinyD 0〜4
++ インストール
通常のモジュールと同じ手順でインストールして下さい。
トラックバック受信のコントローラはこのモジュール内にあるため、モ
ジュールへのアクセス権限をゲストに振らなくてはいけません。
「グループ管理」よりゲストに「どこでもトラックバック」へのアクセス権
限を設定して下さい。
しかし、メインメニューに表示されるのは変ですので、「モジュール管理」
で表示順を 0 にしてください。
表示順を 0 にするとメインメニューから消すことができます。
++ トラックバックブロックの配置
2つのトラックバックブロックがあります。このブロックを対応しているモ
ジュールのうち、自分がトラックバックを受信したい!と思うモジュールに対
して配置して下さい。
+++ どこでもトラックバック
ブロックにトラックバック受信のための URL を表示するブロックです。
実際にトラックバックを受信すると、トラックバック受信数のところにリン
クをはります。このリンクを押すとポップアップウィンドウが立ち上がって、
そのポップアップの中で受信したトラックバックを確認できるようになりま
す。
+++ フックでトラックバック
通常のブロックでは表示することができない「メインコンテンツの下」にト
ラックバック URL と受信したトラックバックを表示するためのブロックで
す。このブロック自体は表示を行いませんので、どこに配置しても構いませ
ん。
トラックバックの性質上、ゲストに表示許可を振らなくてはいけませんが、
この「フックでトラックバック」は特に、**先にゲストにアクセス権限を振っ
ておくことを忘れないで下さい**。
処理が終わりましたら、Smarty のコンパイル済みキャッシュをすべてクリ
アする必要があります。
管理メニューより Cache Clear を選び、 Confirm ボタンを押して下さ
い。
トラックバックの表示対象を変更したり、 XML を書き換えた場合もキャッ
シュクリア操作が必要です。
このフックでトラックバックは Smarty のコンパイルプロセスに割り込むこ
とでメインコンテンツの下に表示を滑り込ませています。**そのため、Smarty
を使用しないモジュールでは表示することができません。**
その場合は、どこでもトラックバックブロックと併用して下さい。