バージョンアップ手順

※HinemosマネージャのVer.2.4.0からVer.2.4.1へのバージョンアップ手順です。
クライアントやエージェントについては、2.4.0をアンインストールして、2.4.1をインストールする。

前提条件

  • Hinemos Ver.2.4.0が稼働している
  • Hinemosはhinemosユーザで起動している
  • 作業するカレントディレクトリは/opt/hinemos/
  • (4)(5)はrootで実行、その他はhinemosで実行

(1) 2.4.0のJBossを停止

$ /opt/hinemos/bin/jboss_stop.sh 

(2) 2.4.0のPostgreSQLとOpenLDAPからダンプする

PostgreSQLのバックアップ

$ /opt/hinemos/sbin/mng/hinemos_mng_backup.sh -p

  • /opt/hinemos/hinemos_pgdump.yyyymmdd が作成される。

OpenLDAPのバックアップ

$ /opt/hinemos/sbin/mng/hinemos_mng_backup.sh -l

  • /opt/hinemos/hinemos_slapcat.yyyymmdd が作成される。

(3) 2.4.0のPostgreSQLとOpenLDAPを停止

$ /opt/hinemos/bin/pg_stop.sh
$ /opt/hinemos/bin/ldap_stop.sh

(4) 2.4.0の/opt/hinemos ディレクトリごとバックアップし、アンインストール

※アンインストールはインストールマニュアル参照
※アンインストール前に(2)でダンプした以下のファイルを/opt/hinemos配下以外の場所へ退避
 hinemos_pgdump.yyyymmdd
 hinemos_slapcat.yyyymmdd

(5) 2.4.1をインストール

※インストールはインストールマニュアル参照

(6) 2.4.1のPostgreSQLを起動し、ダンプしたデータをリストア

既存のデータを削除

$ /opt/hinemos/bin/pg_start.sh
$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/dropdb -p 24001 hinemos
/opt/hinemos/var/data/pg_hba.confの以下の行に「template1」を追記。
local postgres,hinemos hinemos md5
  ↓
local template1,postgres,hinemos hinemos md5

ダンプデータのインポート

$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/pg_ctl reload -D /opt/hinemos/var/data/
$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/psql -p 24001 -d template1 -f hinemos_pgdump.yyyymmdd

/opt/hinemos/var/data/pg_hba.confに追記した「template1」を削除し、リロード

$ /opt/hinemos/postgresql-8.1.3/bin/pg_ctl reload -D /opt/hinemos/var/data/

(7) 2.4.1のOpenLDAPにダンプデータをリストアし、起動

$ rm /opt/hinemos/var/openldap-data/*
$ /opt/hinemos/openldap-2.3.20/sbin/slapadd -l hinemos_slapcat.yyyymmdd 
$ /opt/hinemos/bin/ldap_start.sh

(8) 2.4.1のJBossを起動

$ /opt/hinemos/bin/jboss_start.sh

(9)バージョンアップ後の確認

リポジトリ情報や監視設定が反映されている事を確認する。
監視が正常に行われていることを確認する。