Akihiro MOTOKI
amoto****@gmail*****
2012年 4月 10日 (火) 22:52:50 JST
元木です。 ありがとうございます。 2012/4/10 Yasumichi Akahoshi <yasum****@vinel*****>: > 赤星です。 > >> po4a では、だいたい manpage の段落ごとにエントリが作られて、翻訳していく形になります。 >> ボールドやイタリック表記の部分はひとつの段落の中に含まれます。 >> したがって、段落のなかであれば、比較的自由に訳文は変えられます。 >> >> 一方で、原文と違う構成にするのはできません。 >> 原文と違う構成が必要になる場面としては、今までぶち当たったものとしては2つあり、 >> 一つは、訳注を入れたいという場面、 >> もう一つは、原文が "XXX is equivalent to YYYY" となっていて、 >> YYYY が .PP などで別段落にされている場合に、「XXXX は YYYY と等価である」と >> 翻訳できなくて、「XXXX は以下と等価である: YYYY」と訳さざる得ないという場面です。 >> >> このあたり文章表現上の po4a の制約と考えています。 > > http://po4a.alioth.debian.org/man/man7/po4a.7.php > > にある「翻訳におまけのテキスト (翻訳者名など) を追加するには?」で説明している方法では、 > 解決できないという事でしょうか? addendum 定義の話ですね。 使えるのは知っているのですが、個別の翻訳毎に使い分けるのは運用上大変かなと思っていて、 個別には無理ですと書いてしまいました。 (多すぎなければ) 訳注を入れる場合には使ってもよいと思います。 挿入場所は (しかも翻訳後の文章での) 正規表現ベースでの指定なので かなり注意が必要とは思いますが。 >> また、あまりに複雑な roff 文法を使った manpage は扱えないので、 >> こういうものは手動で扱うしかないと思います。 >> 例えば groff の man は多分無理だと思っています。 > > help2man や db2man(?) など別のソースから作成された manpage は、対象にできませんし、 > 条件付き roff など込み入ったのは処理できないですね。 ここに関してはかなり調べました。 実は他のソースから生成した manpage も po4a の対象にできます。 "-o generator" というオプション付きで po4a を呼び出すと、POT に変換してくれます。 とはいえ、オリジナルを複数にすることを防ぐ意味でも、 このデフォルトの動作は尊重すべきだと思っています。 条件付き roff 程度の混み入ったソースもちょっとくらいなら、 "-o groff_code=verbatim" などを使うことで、かなり切り抜けられます。 詳細は man Locale::Po4a::Man(3) 参照。 独自の定義をされるとお手上げですね。groff とか。 赤星さんのことなので、ご存知かもしれませんが参考まで。 -- Akihiro MOTOKI <amoto****@gmail*****>