[JM:00594] Re: [doc-ja 868] JM の今後の進め方について

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Akihiro MOTOKI amoto****@gmail*****
2012年 4月 10日 (火) 22:52:50 JST


元木です。

ありがとうございます。

2012/4/10 Yasumichi Akahoshi <yasum****@vinel*****>:
>  赤星です。
>
>> po4a では、だいたい manpage の段落ごとにエントリが作られて、翻訳していく形になります。
>> ボールドやイタリック表記の部分はひとつの段落の中に含まれます。
>> したがって、段落のなかであれば、比較的自由に訳文は変えられます。
>>
>> 一方で、原文と違う構成にするのはできません。
>> 原文と違う構成が必要になる場面としては、今までぶち当たったものとしては2つあり、
>> 一つは、訳注を入れたいという場面、
>> もう一つは、原文が "XXX is equivalent to YYYY" となっていて、
>> YYYY が .PP などで別段落にされている場合に、「XXXX は YYYY と等価である」と
>> 翻訳できなくて、「XXXX は以下と等価である: YYYY」と訳さざる得ないという場面です。
>>
>> このあたり文章表現上の po4a の制約と考えています。
>
> http://po4a.alioth.debian.org/man/man7/po4a.7.php
>
> にある「翻訳におまけのテキスト (翻訳者名など) を追加するには?」で説明している方法では、
> 解決できないという事でしょうか?

addendum 定義の話ですね。
使えるのは知っているのですが、個別の翻訳毎に使い分けるのは運用上大変かなと思っていて、
個別には無理ですと書いてしまいました。
(多すぎなければ) 訳注を入れる場合には使ってもよいと思います。
挿入場所は (しかも翻訳後の文章での) 正規表現ベースでの指定なので
かなり注意が必要とは思いますが。

>> また、あまりに複雑な roff 文法を使った manpage は扱えないので、
>> こういうものは手動で扱うしかないと思います。
>> 例えば groff の man は多分無理だと思っています。
>
>  help2man や db2man(?) など別のソースから作成された manpage は、対象にできませんし、
> 条件付き roff など込み入ったのは処理できないですね。

ここに関してはかなり調べました。

実は他のソースから生成した manpage も po4a の対象にできます。
"-o generator" というオプション付きで po4a を呼び出すと、POT に変換してくれます。
とはいえ、オリジナルを複数にすることを防ぐ意味でも、
このデフォルトの動作は尊重すべきだと思っています。

条件付き roff 程度の混み入ったソースもちょっとくらいなら、
"-o groff_code=verbatim" などを使うことで、かなり切り抜けられます。
詳細は man Locale::Po4a::Man(3) 参照。
独自の定義をされるとお手上げですね。groff とか。

赤星さんのことなので、ご存知かもしれませんが参考まで。
-- 
Akihiro MOTOKI <amoto****@gmail*****>




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