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高度なカスタマイズ方法

書式プラグインの書式変更(version 1.2.0 ~)

書式プラグインの書式は、標準で携帯を意識した設定になっています。

標準の書式プラグインの書式は以下の通りです。

{{書式プラグイン名(パラメータ1/パラメータ2/.../オプション名1@オプション値1/オプション名2@オプション値2/.../!無効対象オプション名)}}

以上に示した通り、

  • パラメータの区切りは「/(スラッシュ)」
  • オプション名とオプション値の区切りは「@(アットマーク)」
  • 無効対象オプションの指定には「!(エクスクラメーション)」(※ 無効対象オプションについては後述する)

が標準です。

パソコンを利用している人にとっては、以下の書式の方が一般的でしょう。

{{書式プラグイン名(パラメータ1,パラメータ2,...,オプション名1=オプション値1,オプション名2=オプション値2,...,!無効対象オプション名)}}

携帯を標準にした場合「,(カンマ)」や「=(イコール)」の入力よりも「/(スラッシュ)」や「@(アットマーク)」の方が簡単に入力できることから標準はこのようになっています(DoCoMo D902i 参考)。

書式プラグインの書式を変更するには、conf/02_user/plugin.rb の以下の行を書き換えます。

M2W_FORMAT_PLUGIN_CONF = {
	# 書式プラグインの書式を設定します。
	'COMMON' => {
		'param_separator' => '/',
		'option_separator' => '@',
		'quote_char' => '"',
		'option_delete_mark' => '!',
	},
}

例えば、パソコン向けの書式に変更したい場合は、以下のように設定します。

M2W_FORMAT_PLUGIN_CONF = {
	# 書式プラグインの書式を設定します。
	'COMMON' => {
		'param_separator' => ',',
		'option_separator' => '=',
		'quote_char' => '"',
		'option_delete_mark' => '!',
	},
}

無効対象オプション名について

オプションの値は、以下の4つの要素によって決定します。

  1. ブログ記事本文に記述した書式プラグイン記述のオプション指定
  2. ブログ記事ヘッダーに記述したブログ記事別書式プラグインの標準値指定
  3. 書式プラグインのオプションの標準値設定(本ページにて後述)
  4. プラグイン自身が持つ標準値

オプション値の決定は、上から順に優先度が高く設定されています。

従って、書式プラグインのオプションの標準値設定があったとしてもブログ記事にてその設定を上書きもしくは無効にすることができます。

上書きする場合は、通常通りオプションの設定を記述します。無効にする場合は、以下の構文に従います。

{{書式プラグイン名(パラメータ1,パラメータ2,...,!無視対象オプション名1/!無視対象オプション名2/...)}}

通常のオプション指定と無効対象のオプション指定に特に順序はありません。混在して構いません。