PluginManager(以下PM)はプラグインを管理を行なうプラグインで、Movable Type(以下MT)の管理画面からプラグインのインストールやアンインストール、またバージョンが更新された際のアップグレードを行なうことができます。
デフォルトでは、PMで管理しているリポジトリに登録されているプラグインをインストールすることができます(登録されているプラグインは2009年9月17日時点ではとても少ないです)。
またその他、複数のプラグインをまとめて1つのファイルにエクスポートする機能、エクスポートしたファイルから他のMT(PMはインストール済みの必要があります)へプラグインをインポートする機能、もあります。
※2009年9月17日時点でインストールやアンインストールなどの基本的な機能は実装されていますが、全体的に仕様を含めて検討中の段階です。
※MT5向けのプラグインです。MT4には対応していません。
PMの最大の特徴は、バージョンアップの確認とプラグインのアップグレードをMTの管理画面から簡単に行なうことができるという点です。これにより利用者はアップグレードが容易になり、また配布者側からもアップグレードを通知することが容易になります。
またもう一つの特徴が、中央のリポジトリに依存しない分散型の設計であるという点です。MTさえあればPMを使って誰でもリポジトリを作成し、公開することができます。
前節にあるように誰にとっても便利なプラグインであることを目指しており、プラグインの利用者にとっての利便性はもちろんですが、プラグインの配布者の利便性が向上することも重要なポイントとして考えています。
MTのプラグインは販売されている場合も多いので、そのような配布環境でも利用できるものにすることを目指しています。
またMTOSで使われる場合にはGPL互換のライセンスでないとインストールできないようにすることで、MTOSの健全な発展を阻害しないということもポイントとして考えています。
Movable Type Plugin Managerではプロジェクトの参加者と、PluginManagerのリポジトリでプラグインを配布していただける方を募集しています。ご意見ください。