This Project Has Not Released Any Files
基本的にはこのページの手順に従って自前でコンパイルする前提でインストールして行く。
http://www.ownway.info/Ruby/rmagick/howtoinstall/windows
気をつけるべきポイントは、デフォルトのインストール先である"program files"以下にはインストールしないこと。空白を含むと難易度が上がる。うちの場合はC:\temp\に入れた。
もう一つのポイントは、 imagemagickのバージョンに気をつける。マイナーバージョンの変化でも適合しないことがある。あと32bit版を使う。「Install develpment headers and libraries for C and C++」の項目をチェックしてヘッダーファイルを含めることを忘れないこと。64bit版ではこのオプションを見つけることができなかった。うちの場合はImageMagick-6.8.5-8-Q16-x86-dllを入れた。公式サイトでは過去のアーカイブを取り扱っていないので、以下のページから探す。公式で配布している最新版を求めると残念な結果に… 。
http://ftp.sunet.se/pub/multimedia/graphics/ImageMagick/binaries/
あとはインストールコマンド。
gem install rmagick -- '--with-opt-include="C:\temp\ImageMagick-6.8.5-Q16\include" --with-opt-lib="C:\temp\ImageMagick-6.8.5-Q16\lib"'
もしかしたら、よそのソフトのために構築した環境が邪魔になって失敗することもあるかもしれない。特に、環境変数path周りは危ないかも。うちの場合、昔入れたimagemagickや古いRubyのパスが、 Windowsの環境変数に組み込まれてしまっていてカオスになっているので、思い切ってsetbvars.batに次のように設定している。
SET PATH=C:\temp\ImageMagick-6.8.5-Q16;%RUBY_BIN%;c:\windows\system32
参考:
つまり、Mingw環境でRmagickをインストールすればコンパイル可能な環境でのインストールとなる。(たぶん)
ImageMagickのサイトからWindowsバイナリ版をダウンロードする。
http://www.imagemagick.org/script/binary-releases.php#windows
インストーラを実行する。途中、ダイアログで「Install develpment headers and libraries for C and C++」の項目をチェックしてヘッダーファイルを含めてインストールすることを忘れないこと。(ディレクトリ名がブランクを含んでいると動かないとの噂もある。Windows7ではokだった。)
今回はC:\Program Files (x86)\ImageMagick-6.7.8-Q16に入った。includeとlibディレクトリがImageMagick-6.7.8-Q16の下に出来ていることを確認する。
マイコンピュータのプロパティで環境変数PathにImageMagickのパスを追加する。システムの詳細設定→環境設定→Path→編集でImageMagickをインストールしたディレクトリを;で区切って追加する。
……;"C:\Program Files (x86)\ImageMagick-6.7.8-Q16"
RailsInstallerのコマンドプロンプトを起動する。
オプションを与えてincludeのヘッダーファイルとlibのライブラリを参照させる。
C:\Sites>gem install rmagick -- '--with-opt-include="C:\Program Files (x86)\ImageMagick-6.7.8-Q16\include" --with-opt-lib="C:\Program Files (x86)\ImageMagick-6.7.8-Q16\lib"'
これでインストール完了。不安なら
C:\Sites>gem list
gemを更新。--withoutからmgkが消えた。
C:\sites\pettanr>bundle install --without production
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LastUpdate: 2015-07-12 18:24:52, ModifiedBy: yasushiito
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