脳波は、おおよそ1~20Hzで変化する神経細胞の電位です。
この脳波は大きく分けて、
・δ(デルタ)波(0.5~3Hz)
・θ(シータ)波(4~7Hz)
・α(アルファ)波(8~13Hz)
・β(ベータ)波(14~30Hz)
に分けられ、これらを基本波として細かく9種類に分けられます。
これを見ることで、睡眠や神経の疾病を判断する材料とします。
PSGでは、EEGのほかに筋電計をアゴにつけて、睡眠ステージ(睡眠の深さ)を
調べる材料としています。
REM(Rapid Eye Movement)睡眠とは、
その名の通り、目を動かしながら寝ている状態を指します。
このときの特徴として、
・目をきょろきょろと動かす
・夢を見る
・覚醒安静時と似た特徴をもつ脳波になる
・骨格筋が緩む
といった特徴を持ちます。
このため、筋電計を用いて、REM睡眠時と判断される脳波と、
筋電計からの結果を比較して、睡眠の状態や質を判断します。
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