QAXMaker

概要

QAXMaker は、Ogg Vorbis, TTA ファイルを、QAX/QAS ファイルへコンバートするツールである。

コンバートは、コンテナフォーマットの変更のみであるので、音質の劣化は起こらない。

動作環境

Microsoft .NET Framework 3.5 以上で動作する。

Visual Studio 2008 か、.NET Framework 3.5 SDK を用いれば、ツールのビルドが可能である。

使用法

コマンドラインツールとして機能する。

QAX ファイルの作成

> QAXMaker Test.qax -s D:\Ogg

このように実行すると、D:\Ogg フォルダ内の *.ogg, *.tta ファイルをすべてアーカイブし、Test.qax ファイルと して出力する。

QAX ファイル内のアイテムは、ファイル名 (拡張子を除いたもの) でアクセスできる。

> QAXMaker Test.qax -s D:\Ogg -p Test.txt

このように実行すると、プロパティファイル Test.txt をプロパティデータとして、QAX ファイル内に埋め込むことができる。

プロパティファイルは、タブ区切りのテキストファイルで、次のようなものである。

BGM01	LOOP_POINT	181908
BGM02	LOOP_POINT	2959580
BGM03	LOOP_POINT	8400
BGM04	LOOP_POINT	167776
BGM05	LOOP_POINT	764900
BGM06	LOOP_POINT	180407
BGM07	LOOP_POINT	784294
BGM08	LOOP_POINT	3646500
BGM09	LOOP_POINT	3990000
BGM10	LOOP_POINT	45688

最初の項目は、対象となるアイテム名、2番目の項目は、プロパティ名、3番目の項目は、プロパティ値である。

ここでは、アプリケーションで参照するために、ループポイントの位置を格納しているが、その他、任意の情報を、 必要な数だけ設定することができる。設定したプロパティは、QAXDecoder の API で参照することができる。

QAS ファイルの作成

> QAXMaker -qas D:\Ogg

このように実行すると、D:\Ogg フォルダ内の *.ogg, *.tta ファイルすべてを、QAS ファイルへ変換する。

QAS ファイルの出力フォルダは、カレントフォルダで、ファイル名は、Ogg Vorbis, TTA ファイルの拡張子を、 qas へ変更したものとなる。

QAS ファイルには、プロパティを埋め込むことができない。