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データ記録プログラムscilog.c解説

概要

Overo上で動作するデータ記録プログラム。CPU2010基板上のPIC24からSPIで受信したGPS時刻とADデータをSDカードに記録する。

  • 実行プログラム名 scilog
  • プログラムソース名 scilog.c

設定ファイル

プログラム起動時に設定ファイルを読み込みます。

  • ファイル名 /etc/scilog.conf
  • 設定内容
  • freq=50〜1 高速サンプルデータファイルの記録周波数
    • 設定可能な値 50, 25, 10, 5, 2, 1 (Hz)
  • gain=0〜10 アンプゲイン
    • 設定可能な値
      ゲインAD FullScale
      01/8±20V アナログ入力の最大は±15Vmax
      11/4±10V
      21/2±5V
      31±2.5V
      42±1.25V
      54±625mvV
      68±312.5mV
      716±156.25mV
      832±78.125mV
      964±39.0625mV
      10128±19.53125mv
ゲイン128倍まで使い物になるかどうかは別の話です。
  • linux_time_set=0/1 linuxへの時刻セットOFF/ON
    • データ収録プログラムがGPS時計の時刻をLinuxシステム時計セットするかどうかの設定
    • 設定値
      1 GPS時計の時刻をLinuxシステム時計に毎分10秒に設定
      0 Linuxシステム時計への時刻セットは行わない 出荷時設定
何も指定がない場合のデフォルト値は0(OFF)です。
ntpサーバーへアクセス出来無い環境の場合にこの機能を使用して下さい。 ntpサーバーへアクセスして時刻セットしている場合は、この機能はOFFにしてください。
  • 設定ファイルの内容例
    # High sample data rate [Hz]
    # 50,25,10,5,2,1
    freq = 50
    
    # Amp gain for all CH
    # 0=1/8, 1=1/4, 2=1/2, 3=1, 4=2, 5=4
    # 6=8, 7=16, 8=32, 9=64, 10=128
    gain = 1
    
    # 1=Linux time set by GPS
    linux_time_set=0
    

タイムスタンプ

1秒記録ファイル(.sec)および高速サンプルファイル(.high)、LCD表示のタイムスタンプはUTCです。

データ記録

記録開始する条件

起動直後はGPSの時刻fixを待っている。 GPSのNAV-TIMEUTCパケットのフィールドが下記の条件を満たしたら記録を開始します。

valid = 0x07
tacc < 1000nsec
一度記録を開始すると、GPS受信状態が悪くなっても記録を停止しません。