C. Cowan氏ら, FormatGuard: Automatic Protection from printf Format String Vulnerabilities(書式防御:printfの書式文字列脆弱性からの自動保護) 10th Usenix Security Symposium, 2001.
最も有名なC言語の命名規則は、チャールズ・シモニー(Charles Simonyi)
[Simonyi, Charles, and
Martin Heller. “The Hungarian
Revolution.” BYTE, August 1991, p.
131-38]によって導入されたハンガリアン命名規則です。
Splintの命名規則の名前は、命名規則に対するニーモニック(記憶術)として、
使用している中央ヨーロッパの国民の習慣に従います。
Splintの規則は、戻り値の宣言の型の代わりに、アクセス可能な抽象型
の名前を符号化することを除き、名前の中の型情報を符号化する点では
ハンガリアン命名規則と同じです。
ハンガリアン命名規則で使用されているプレフィックス(接頭辞)は、
Splintではサポートされていません。