from-****@i-lov*****
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2007年 10月 23日 (火) 11:14:58 JST
熊猫です。 TOMOYO Linux 1.5.1 をリリースしました。 1.5.1 は 1.5.0 のバグフィックスですので可能な限りアップデートしてください。 ソースパッケージは以下のアドレスからダウンロードしてください。 http://osdn.dl.sourceforge.jp/tomoyo/27219/ccs-patch-1.5.1-20071019.tar.gz http://osdn.dl.sourceforge.jp/tomoyo/27220/ccs-tools-1.5.1-20071019.tar.gz 昨夜 /sbin/ccs-init に不具合があるとの報告がありましたのでさきほど 修正したものをアップロードしました。 http://sourceforge.jp/forum/forum.php?thread_id=16490&forum_id=11352 このアナウンスよりも前に ccs-tools-1.5.1-20071019.tar.gz を ダウンロードされた方は再度ダウンロードをお願いします。 バイナリパッケージはこれから順次作成していきます。 カーネルの修正内容: 学習モードで動作中に、ドメインに与えられたアクセス許可の数が MAX_ACCEPT_ENTRY 個に達した後もアクセスが要求されたパス名を記憶しようとしてしまうために、 必要以上にメモリを消費してしまうという問題を修正しました。 学習モード以外には影響しない問題なので、 既に学習モードを終了している場合にはアップデートしなくても大丈夫です。 ツールの修正内容: 標準入力がソケットに繋がっていた場合に loadpolicy が標準入力からポリシーを 読み込めないという問題を修正しました。 /sbin/ccs-init がデフォルトではプロンプトを表示しないように修正されました。 これにより、起動時間が短縮されました。 init_policy.sh の開始直後に( ccs-tools パッケージに含まれている) realpath コマンドが 正常に動作するかどうかのチェックを行うように修正されました。 また、 file_pattern を4つ追加しました。 domainmatch はドメイン名を表示する前に空行を挟むようにしました。 これは、境界が無いとドメイン名を探しにくいと感じたためです。 mailauth が openssl のライブラリに含まれる MD5() を呼ぶのではなく /dev/urandom を使うように修正されました。これにより、コンパイルのために openssl-devel パッケージをインストールしないで済むようになりました。 シェルスクリプトが /bin/bash ではなく /bin/sh で動くようになりました。